言葉は政治家の最大の道具ではないのか。もちろん政治家だけではないだろう、社会というものをつくって生きていく人間一般(!)にとって、言葉以上に重要な生活の要素を探すことは簡単ではない。内容の薄い言葉をタレ流すかのような政治家は、実は何事かをなそうとしていないのではないかという疑念を抱かせる。あの演説の調子から、福田首相が地球温暖化に真剣な危機感をもっていると信じられるだろうか。・・・あるいは、洞爺湖サミットを自身がホストの立場でリードすることをどこか信じていないのではないか。そんな「憶測」すら生みかねない演説だった。
【写真】樹氷のライトアップ(2008.1.3 蔵王、地蔵岳山頂)
今年初めての記事となりました。本年もよろしくお願いします。
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