今年3月、多摩川のマルタウグイから始まった私の釣り修行は、夏場の鮎から東京湾のハゼ、そして秋口から三浦半島周辺の磯釣りへと変わってきた。
いっぽうで、ヒマを持て余していた勤務先の業務は、(理由ははっきりとしないが)夏を境に様相が激変し、超繁忙のありさまとなった。それまでのあまりの不景気を打開すべく立ち上げた新会社のほうは、まだ具体的な企画に着手する余裕もない。
この9月から、そして、とりわけこの数週間は、毎日がまったくもって「せわしない」。新しい貴重な経験もたくさんしているが、それをじっくり振り返っている時間がない。
【写真】五目ならぬ「四目」釣り(2007.11.17)
これが、黒崎の鼻での釣果。キュウセン、メジナ、イシダイ、マダイといったところだろうか。キュウセン以外は皆、幼魚だ。
【写真】キュウセンの刺身と磯汁(2007.11.17)
キュウセンは刺身に、メジナなどは味噌仕立ての磯汁にしてみた。写真の奥に控えるのは宮田酒店で奨められた広島の寶剣(ほうけん)、辛口で上質を感じさせる味わいだ。
昨日は今年はじめての木枯らしが吹いたが、仕事の合間をぬっての磯釣り行を、もう少し続けたい。