【写真】 善福寺川で、桃か梅でしょう (2006.3.7)
ここであっさり引き下がらないところがこの世代の強いところで、自分たちが権力を握っていることをいいことにいきなり「使用禁止令」を発する。これで問題がこじれる。「君が代」問題とだいたい構図は一緒だ。それでは今後10年もすれば、こうした世代もだんだん死に絶えて影響力を失っていくのか? そうかもしれないし、そうでないかもしれない。それは何とも言えない。ひとつだけ言えることは、こうしたことを言いがちなおじさん達にはもっとやさしくしてあげなければならないということだ。
だって、彼らは寂しいのだ。「女性差別反対!」と喰ってかかるのもよいが(そうすれば彼らに自分たちが世の中から忘れ去られようとしている訳ではないという慰めを与えることができる)、そうではなく、やさしく諄々とむずかる子どもをあやすように教えてあげたらよい。僕らは「ジェンダーフリーという用語を禁止した世界に稀なる国」などということでニュースになりたくはないのだ。頼むぜ、上野教授!
【お知らせ】 「おじさん」とは「カラオケで英語でビートルズを歌う世代」という説もあります。こうした世代のために、本日からこのブログのサイドエリアに「おじさん支援」リンクをつくりました。どうぞご活用ください。
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