日曜日, 4月 16, 2006

たろパパのブログ・オン・ブログ No.004

  • 平らな国デンマーク/子育ての現場から(第41回) 2006年4月11日
高田ケラー有子さんのこの連載はブログではないけれども、今回は「さまざまな異文化理解」というテーマで、デンマークでの風刺画問題のその後のようす、テレビ番組での日本のイメージ、アニメを核とした日本ブームなどを紹介しています。なお、このメルマガを読む場合は、村上龍さんのJMMサイトから申し込みます。

【写真】 メダカたちも無事、冬を越し、動きが活発になってきました(2006.4.16)

国内でWeb2.0時代の最先端を行くと目されている「はてな」社内で、複数のモニターを並べながら仕事をするスタイルが流行っているらしい【写真】。「時代はデュアルモニター・・・って、一般的なのかな?」と近藤さんは書いていますが、うーん、どうなんだろう? 金融関係の方が10台以上のモニターをずらーっと表示しているという話は聞いたことがあります。創造性があって表現がからむ仕事では1台では足りないということが確かにありそうです。

いま女性が男性を評価するときの社会的能力としていちばん高いポイントを与えるのは「料理ができる」と「育児が好き」である・・・先生、この時、かなりワインが効いて「酔いに任せて」という雰囲気もありますが、このようにいいことを書いておられます。というか、内田先生のスタイルがブログに合っているんでしょうね。「堅い」ご本を書いている時より、文章が活き活きしているように感じました!

「はてな」社長の近藤さんが、「自分で使う電力を同じ分だけ自然エネルギーで発電してもらって、その証明書を発行してもらえるグリーン電力証明書」について紹介しています。リンク先の契約団体リストをみると、ソニーやアサヒビールをはじめ上場企業がズラリという感じですが、果たしてどのような意味があるのか、どの程度の効果が見込めるのか、少し研究してみなくては、という気になりました。

たろパパはこのダニエル・ションストンの曲を聴いた覚えはありませんが、きっと知る人ぞ知る才能なのでしょう。この日のブログでは、この「躁鬱の天才」の軌跡をざっとおっていますが、人の精神と才能のあり方について、ひとつの例証を与えてくれるものと考えます。

先週、長く大手シンクタンクをリードする立場で活躍されてきた方とお話しする機会がありましたが、新しい時代のネット社会について大変興味をもっているものの、まだ自らこのフロンティアに乗り出そうとはしていないご様子でした。梅田さんの『ウェブ進化論』で進路は大まかに示された訳です。これからは急がず慌てず、目標に向かって努力すべき時期が来たということでしょう。

「しかし良いこと尽くめではないぞと、私は強い危機感を抱いた。これほどまでに貴重な情報が無料で溢れかえるのだ。根底から仕事の仕方を変えなければ、この世界の最先端を走り続けることはできないと気づいたのである。(中略)以来、リアル世界での移動を私はあまりしなくなった。仕事で日本に行き休暇で欧州に行く以外、飛行機には全く乗らなくなった。アメリカ国内線には二〇〇二年秋から一度も乗っていない。車の走行距離も半分以下になった」(梅田望夫)

・・・これと相通じることを、ご自身は電子メールすらやらなかった故P・F・ドラッカー先生が、『飛行機の中で過ごす人生はムダ』というタイトルで述べています。「新しい時代の製造業は労働集約型ではなく、頭脳集約型のものになる」「アウトソーシングには不向きで、プロジェクトに従事する人間が顔と顔を突き合わせて、直接やりとりすることで進捗が見込めるタイプの仕事になります」(ドラッカーの遺言 2006年1月 講談社)

先生のご研究にからんで沖縄に行く機会が多いらしく、現地と本土との「温度差」に触れながら、米軍基地の再編に反対する沖縄の世論を紹介しています。柳田先生ほどの方が、「分野違い」といった的はずれな批判を気にされる様子もなく、市民として言うべきことは言うという姿勢がさわやかに伝わってきました。

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