木曜日, 4月 20, 2006

たろパパのブログ・オン・ブログ No.007

東京は、この時間、ひどい嵐になってきました。さて、・・・
柳田教授は、ポスドク問題について、改めて「博士達の全国ユニオンが作れたらいいのにな、と思うのです。もちろん目的は、博士達の職業的安定性を目指すと同時に、博士達が国民と国への貢献をいかになすべきかも、掲げるべきでしょう」と書いておられます。また、この問題については、「文科省の政策研の下村氏」がきちんと論じていることにも触れられています。

・・・外野のたろパパが言うのも何ですが、ユニオンをつくることは必要だろうし、意義も大きいとは思うのですが、何か問題のとらえ方に逆転があるような気もします。こういう超高学歴の皆さんの就職口がないというのなら、彼らの起業支援の仕組みを整えるとか、もっと大量に海外修行に出す仕組みを考えるとか、何か知恵の出し方があるはずです。それに、このユニオン、知識がありすぎる方たちを集めようというのですから、まとめるのはもう大変、設立した途端に内部で甲論乙駁が始まるといったことにはならないでしょうか。

【写真】ついに上の乳歯が抜けた。まったく誰に似たか、憎まれ口ばかりたたく子になってしまって。歯が抜けてちょっとトボけた表情のほうがバランスがとれていい(2006.4.15)

柳田先生の記事には inoue0 さんのトラックバックがみえます。この方の論は、たろパパよりさらに徹底していて、内田樹先生顔負けの身も蓋もない論を展開されています。「Ph.Dの需要が増えるよう、大学院教育を改善する必要はあるけれど、まず、大学院教員の再訓練や意識改革から始めなくてはならないから、そう簡単にはいかない。日暮れて道遠し。」「Ph.Dの社会需要が少なくて、今後、Ph.Dが(すでに?)就職において非常な困難に直面するという事態は、就職口を人為的に広げるのではなくて、供給を絞れば簡単に解決できる。」・・・なんてね。さて、この議論はどうなるんでしょう。楽しみ、といったらポスドクの皆さんに怒られそうですが。

ひとりひとりが、役割演技をして、お互いに
交通することをしなくなるということを称して、多様化の時代と
言うなら、それは
人間の多様さというものを断念した時代という他はない。
シンプルイズビューティフル。
馬鹿の楽園ということだ。
・・・うん、うん。平川さんの言うこと、わかる! この方の視点は、なんというか、素朴な常識に立ち戻ってものごとを考えようという感覚がありますね。

今や「時の人」といっていいかも。快調にトレンドの波に乗っているようです。

Facebookですか。SNSについては、日本でも現状よりはるかに大きな可能性があると思います。資金調達したということより、Facebook の機能を調べてみたいですね。

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