木曜日, 1月 22, 2009

いや、失敗、失敗・・・

今日(1月22日)、中野区の警大跡地開発計画の事業者説明会が開かれ、私もご縁があって会場の一席に座らせて頂いた。会の経緯については、またどなたかが報告されることと思うので省かせて頂くが、どうもこの計画はイケナイ、・・・実質的な事業主体である東京建物の説明も何かウツロな響きがした。彼ら自身がこの計画の実現性に確信をもっていないのではないか、・・・そんな疑問が胸をよぎった。
会場で配られた資料には「平成21年度着工(予定)」とあった。でも、なぜ「予定」なの?
土地代だけで1,400億円という、いかにも「時代に相応しくない」巨大プロジェクトがこのまま計画どおり進行する保証はどこにもない。21年度着工、24年度竣工という「予定」を守れなかった場合、そのリスクは誰がとるのだろうか? この「予定」はいかにもあり得ないものに思える。
区民の立場として、計画が頓挫した場合(その可能性は決して小さくない)、いかなる意味でも区に負担や尻拭いを求めないという一札を東京建物に求めるべきであると思う。

私自身はこの会場で、かなり緊張してしまった。
・・・いや、まだまだ修行が足りない。
番小屋のお母さんにこのお話をしたら、「名優は無茶苦茶緊張するもの」と聞いたようなことをいう。
知った間柄のグループで話すのとは違う、好意も悪意も入り混じった場で生き生きと自己主張する訓練をしよう。某大国の新大統領には敵わぬとしても、ね・・・