土曜日, 12月 22, 2007

人の生命に線引きをするのか

気がつけば、あと10日で今年も終わりとなる。
このブログ、12月になってからまだ一度も更新していないが、歳の瀬らしくすこしこの一年を振り返ってみようか・・・

正月に(これは来年の)、妻・太郎と仙台の私の実家に寄り、ついでに蔵王でスキーをしてこようという話になった。私も15年ぶりのスキーで、ウェアを押入れの奥から取り出してみた。このウェアを買った頃、私はまだ250ccのバイクを乗り回し、体重は62キロほどだった。今は80キロ+。腹のまわりにしっかりと肉がついている。で、ウェアを着てみて驚いた。・・・腹回りのチャックが閉まらない! 両脇のショーターを完全に外してようやく押し込んだ。ギリギリセーフか? 厚いセーターを着るのは難しいかもしれない。ああ、まったくヤレヤレである。来年はこの腹回りの肉と格闘せにゃいかんなあ。

【写真】太郎の少年野球もこの1年よく続いたものだ(2007.11.24)

最近ではこのブログの更新も少なくなってしまったが、この一年、折々の政治寸評などは、それなりに世の人々の率直な思いを表してきたのではないかと、わずかな自負もある。4月には緑資源機構の談合について「怒り」を書いた。松岡農水大臣が秘密を抱えたまま自死するというバカなことをやったのはその後だった。

9月の初めには、安倍首相が例の給油活動にこだわる発言をしていて、「どーもなんか妙だな」と思いつつブログを書いていたが、結局、もろくも政権を投げ出してしまうという結果となった。

まあそのようなことで、今週のC型肝炎訴訟についての原告団と政府(福田氏)のやりとりを聞いて、「ああ、これで国民は、かろうじて握っていたフクダコ(凧)の糸を放したな」といった感想をもったことも、あながち世の潮目を見誤ってはいないと思える。国民の支持を失った政権は「糸の切れた凧」のように、まもなく地に墜ちるだろう。

「人の生命に線引きをするのか!」という批判、あるいは原告団が政府の方針を拒否した判断が適切かどうかは、私にはわからない。しかし、「線引きをしなければ補償対象が際限なく増える」という、政府側のいかにも官僚的な判断について、私は殊に腹が立った。私は慢性B型肝炎の患者で、幸いにも肝炎のレベルが低く、日常生活にほとんど支障はないが、それでも毎日1錠の服薬を欠くことができない。薬代もけっして安くない。

つまるところ、「線引き」の問題は、政府財政の困難と国民の健康を秤にかけて、前者が重いといっている訳だ。そのような判断を、原告団が受け入れるべくもない。もし政府が本気になってすべてのC型肝炎患者に対して責任を認め、政府が倒れる危険があっても対策をやり抜くといった決意を表したらどうであっただろう。国民は政府を支持し、消費税の値上げでもなんでも受け入れるのではないか。・・・そのようなダイナミックな決断にこそ政治家の役割りがあるはずだ。しかし、福田氏はそれをしなかった。官僚に負けたのだ。いや、自分に負けたというべきかもしれない。そして、新年早々の総選挙という可能性が高まった。

今年を振り返れば、私が釣りにハマったことについて、ぜひ書かなければならない。でも、まあ今日はここまでにしよう・・・

月曜日, 11月 19, 2007

四目釣り

この土曜日、二週間ぶりに磯釣りに出かけた。
今年3月、多摩川のマルタウグイから始まった私の釣り修行は、夏場の鮎から東京湾のハゼ、そして秋口から三浦半島周辺の磯釣りへと変わってきた。
いっぽうで、ヒマを持て余していた勤務先の業務は、(理由ははっきりとしないが)夏を境に様相が激変し、超繁忙のありさまとなった。それまでのあまりの不景気を打開すべく立ち上げた新会社のほうは、まだ具体的な企画に着手する余裕もない。
この9月から、そして、とりわけこの数週間は、毎日がまったくもって「せわしない」。新しい貴重な経験もたくさんしているが、それをじっくり振り返っている時間がない。

【写真】五目ならぬ「四目」釣り(2007.11.17)

これが、黒崎の鼻での釣果。キュウセン、メジナ、イシダイ、マダイといったところだろうか。キュウセン以外は皆、幼魚だ。


【写真】キュウセンの刺身と磯汁(2007.11.17)

キュウセンは刺身に、メジナなどは味噌仕立ての磯汁にしてみた。写真の奥に控えるのは宮田酒店で奨められた広島の寶剣(ほうけん)、辛口で上質を感じさせる味わいだ。
昨日は今年はじめての木枯らしが吹いたが、仕事の合間をぬっての磯釣り行を、もう少し続けたい。

日曜日, 11月 11, 2007

そろそろ寒くなってきた

今年の釣りのシーズンも終わり、というわけではない。なによりこれからは海の魚が美味しくなる季節。とはいえ、寒風をついて浜で魚を探すのは楽ではない。天気、波浪ともに穏やかな休日を選んでの釣行となっていくだろう。


【ムービー】シーカヤック、メジナ、クサフグ(2007.11.3)


11月はじめの三浦半島、荒井浜で釣ったメジナ、クサフグたちのビデオをアップしてみた。前回のブログのとおり、この日の早いうちは、クサフグの入れ掛かりが続いて、足元のタイドプールはたちまちクサフグたちで一杯になった。このクサフグの群れと格闘する私の目の前をシーカヤックのグループがゆく。

ビデオの後半は小メジナやクサフグが泳ぐリビングの海水槽。10月に太郎が釣ったクサフグは、最近になって1匹昇天し、庭のバラの木の栄養となった。3匹のメジナのうち1匹は私の腹に収まったが、残りの2匹はビデオのとおり元気に泳ぎ回っている。

今日は冷たい雨の一日だった。釣りの道具箱を整理したり、仕掛けを作り直したりしながらの一日だった。今度の釣行はいつになるだろう・・・


火曜日, 11月 06, 2007

キュウセン VS コッパメジナ

キュウセンとコッパ(木っ端)メジナが磯浜でバトル、という話ではない。共におとといの荒井浜で私が釣り上げた両者、いや両魚の「刺身対決」だ。

【写真】これがキュウセン、上の体長は約20センチ(2007.11.3)

キュウセンは、これまで関東ではあまり人気がなかった。ただし、最近はだんだんその美味しさが知られつつあるようで、あちこちの釣りブログに食味を賞賛する意見をみることができる。おととい荒井浜で釣ったキュウセンは、針を飲んだまま、家に持ち帰ってもとても元気だった。ジタバタ暴れるキュウセンを四苦八苦しながらさばき、その場で醤油で食べてみた。


【写真】シーカヤックのグループがゆく(2007.11.3 荒井浜で)

この日、波は比較的穏やかで、クサフグの大群に四苦八苦している私の目の前をシーカヤックのグループが通り抜けていった。来年、また暖かくなったら、太郎とシーカヤックを始めてみようか・・・。


【写真】コッパメジナ、13センチ(2007.11.5)

一方、こちらがメジナの幼魚。3匹釣り上げ、今朝までリビングの海水槽で泳いでいたが、先ほど私が帰宅すると、この1匹だけ腹を上にして硬直していた。「釣った魚は食べる」・・・さっそく三枚に(というほどのボリュームはないが)おろしてみた。レモンと醤油で頂いた。



【写真】これはメジナ(2007.11.3)

判定は・・・キュウセンの勝ち、というか、生きたまま捌いたキュウセンと昇天してから捌いたメジナでは勝負にならないかもしれない。しかし、キュウセンの淡白でふっくらした甘みはどうみても上。メジナは少し磯の味がする、と言っても、これは好みの問題ではある。

火曜日, 10月 16, 2007

キュウセンの嘆き

オレはキュウセン。小さい頃はメスだったが、大きくなってオスになった。日本人の中には、オレのことを求仙とか九仙とか書く人もいるらしいが、要はベラの仲間だ。思い出すのも悔しいが、つい先週のこと、いつもの磯浜で朝寝して(実はオレ、砂浜の中に半分埋まり横になって朝寝するのが大好きなんだが・・・)、起きがけに目の前に流れてきた大ぶりのエビを喰ってしまい、これが運命のわかれめとなってしまった。

だいたいこのオレを釣ったオヤジというのが変なヤツで、オレをクーラーボックスに放り込むと、車を出したついでに、ついすとあんどしゃうと・・・とか、でかい声で歌いだしやがった。こっちは寒いし、頭がだんだんボーっとしてくるし、釣られたショックで声も出ず、ホント悔しかった・・・。

オレも刺身になればちょっとしたもんだし、釣り師の西野弘章さんとか、ちゃんとした人に釣られて写真でも撮ってもらえたら死んでも本望なんだが、こんな変な素人オヤジに釣られ、オマケに小麦粉まぶされて揚げられちゃあ男がスタる、いや魚がスタるというもんだ。このオヤジ、また三戸浜か城ヶ島あたりに行くらしいので、キュウセンの兄弟や親戚のクロダイたちは気をつけたほうがいい。まあ、たいした腕でもないので、気をつけるほうでもないかもしれないが・・・。



三浦半島の先端近く、相模湾側に三戸浜がある。この三戸浜から北に続く磯浜の突端が「黒崎の鼻」だ。12月になって北の季節風が強くなれば、磯浜の釣りは難しくなる。残された期間をせいぜい楽しもうと、せっせとこの浜に通っている。

この浜は、波さえ静かならば、小さな子どもたちの絶好の磯遊びの場にもなり、ファミリーのハイキングには最高だ。先週、この磯で約20センチのキュウセンを釣った。(注:このムービーは観音崎で黒崎の鼻ではありません)

このムービーに出てくるクサフグは、一番ポピュラーなフグでもあるが、もちろん食べるわけにはいかない。生命力は強く、同じ「外道仲間」のネンブツダイが即刻昇天してしまうのに対し、これまで持ち帰った4匹ともシッカリ生きている。

日曜日, 10月 07, 2007

チン、いやチンチンか

チン、これは千葉あたりで「その年に生まれた体長10センチ前後の」クロダイをいうらしい。・・・ぼうずコンニャクさんの市場魚貝類図鑑による。
今日は、溜まりに溜まったストレスを一掃すべく三浦半島の三戸浜まで車をとばした。

【写真 三戸浜のビーチバムのデッキから 2007.10.7】

しかし、今日の海はうねりが強かった。三戸浜にビーチバムというおしゃれなレストランがあるが、そのデッキからみる磯場には白波が吹き上がっていた。遠く南西諸島にある台風の余波かもしれない。


【写真 クロダイ、でしょ? 2007.10.7】

三戸浜の横にある初声漁港の岸壁もにごりが強くて釣り人たちのバケツはみんな空っぽだった。そこで、油壺のヨットハーバーのあたりに廻ってみた。そこですぐに釣れたのが、この「チン」だ。これが20センチくらいになると「チンチン」になるらしい。これはちょうど半分の15センチほどなので「チンチ」くらいか・・・。


【写真 ニンニクを加えてオリーブオイル焼きに 2007.10.7】

小さくても味は一人前、・・・海水に入れて生きたまま持ち帰り、塩コショーをしてオリーブ焼きにしてみた。身が締まっているとはいえないが、味は上品だ。もっと大きければ刺身にすると美味しそうだ。

日曜日, 9月 16, 2007

台風の始末

hiroさんの多摩川ライフの記事にもあるように、今日あたりの多摩川はまだまだ1週間前の台風の大雨の影響が残って水位も高く、流れも速かった。先週末は仕事の滞貨を少しでも片付けようと土日ともに余裕がなかったため、今日は久々の多摩川だった。いつもの上河原堰堤下は、だいたい想像がつくので、少し目先を変えようと、稲城北緑地公園に足を伸ばした。

「小さな水辺の楽校」というノボリをたてて、たくさんの親子がガサガサを楽しんでいた。水槽を覗いてみると、オイカワ、カマツカ、そして小さなナマズなどだった。

この「楽校」をやっていたすぐ前はワンドになっていて、流れ込みのある部分などでは水も澄んできているのだが、その先の本流手前の河原には大量の砂と泥が堆積している。本流の流れもhiroさんがお書きのとおりカフェオレ色だ。



対岸には鮎釣り師が2、3人いたが、さほど釣れているようすはない。手前の砂の多い岸辺で投網を使っている方がいたので覗いたところ、ほどほどの型の鮎が5匹ほどもかかっていた。

ここから餌釣り、流し毛ばりと変えながら、1時間ほどウロウロしたが、結局あきらめた。一度、車に戻って手網を持ち出し、さっき親子たちがガサガサやっていたワンドでオイカワらしき稚魚をいっぱい捕まえた。この稚魚たちは、今、リビングの水槽で元気に泳いでいる。



先週、安倍首相の「給油発言」について書いてから、あれよあれよという間に、ドタバタ劇が進んでしまった。まったくこの世の中というものは先が読めない。・・・もっとも、こんな首相交代劇などというものの「先」を読んでも仕方ない。どうせなら、川筋を読んで魚の釣れるポイントをみつける力をつけたいもの。

明日と明後日は仙台の父の卆寿の祝い。1年ぶりに父母の顔を見にいく。父もめっきり老け込んだらしい。



月曜日, 9月 10, 2007

眠られぬ夜のために

・・・なんていう洒落たものではなく、ただ残暑の夜の寝苦しさにモソモソ起きてきただけ。

先ほど、今晩のNHKスペシャル激流中国『土地をめぐる攻防』をみながら、中国もまだまだだなあ、とか思っていたところ、続いてのETV特集『わたしはやってない』で、いや、お隣の国の評論をしているバヤイじゃないと気づかされた。

つまるところ、この国の警察と検察に「首輪をかける」ために、この両者に対して「冤罪(をつくりだすこと)を犯罪として処罰する」法律を、刑法の中でも外でもよいが、つくるべきだと思う。権力を後ろ盾に人を脅迫し、偽計をもって虚偽の「自白」を強要するというのは、どうみても立派な犯罪だ。また、内容の吟味もせずに「判決文」を量産するだけの裁判所も何とかしなければならない。

それにしても、安倍首相という方は、結局、政治感覚が鈍いのではないかと、今日の「給油継続に職責を賭ける」発言で思いあたった。場の空気が読めず、自分の言葉に酔ってしまう、・・・まあ、私たちの身近でよくみかける愛すべきキャラクターではある。しかし、某野党の党首が「政権選択を言って選挙に敗れても辞めない方だから、もう少し発言の真意を確かめないと・・・」とコメントしたというニュースに、私、激しく笑い転げそうになった。ちょうど車を運転中だったので、事故らなかったのが幸いだった。

さて、日付が変わった頃、起きてくると、今度はNHKアーカイブスで、1954年生まれの私には大変懐かしい時代の「子どもの見た夏休み」をやっていた。・・・そうかあ、淀川では、あの頃、まだ子どもたちがいっぱい泳いでいたんだ。私も小学校2年生(1962年)くらいまでは、近所の年長者に連れられて広瀬川(仙台)に泳ぎに行ってたのを思い出した。

まだ眠くならないのだが、どうしたものか・・・


木曜日, 9月 06, 2007

イルカとジャンケン

夏が終わり、また台風がやってきています
今日は、太郎が学校で描いた絵をアップ
こうした絵をみていると何か幸せな気分になります

イルカとジャンケン 一年生


クワガタのきり絵


おいしいおかしのたくさんなるき 三年生



火曜日, 8月 21, 2007

電力ダウンと東電の腐敗

先ほど午後1時過ぎ、甲子園で広陵が常葉菊川を破って決勝進出を決めた頃、東京の気温は35度、東電が「今日の予想最大電力=6,000万kW」の前提とした最高気温に達した。ここへきてマスコミも「電力綱渡り」といった記事を掲げるようになったが、まだ深刻な危機感は拡がりに乏しい。

【写真】旭山動物園のホッキョクグマくん(2007.4.1)

今日、気温がさらに1度上がれば170万kWの需要増となるという。東電の供給限界は6,230万kW、発動されると17年ぶりという随時調整契約企業に対する電力供給停止(120万kW)と塩原発電所(90万kW)の動員を考慮しても、電力ダウンの危機は目前に迫っているというべきだろう。

最近、私の勤務先にほど近いところに、「東電さわやかケア荻窪」という高齢者介護サービスの事業所ができた。東電の「経営改革」に連なる新規事業と位置づけられているものと思う。こうした新規事業自体を批判するつもりはないが、今日のような恐るべき電力供給事業のピンチを考える時、東電の経営改革自体が上っ面だけのもの、東電という組織の根っこからの腐敗を隠すものといった感想を抱かざるを得ない。

1.今回の電力危機の原因となった柏崎刈羽原発の停止は、活断層の存在を「見落とした」ことから生じているといってもよい。・・・しかし、これは見落とした訳ではないだろう。安全よりも建設を優先させたということだ。
2.塩原発電所を停止するに至った数々のデータ改竄。その隠蔽体質。

そして、これは東電ではないが、同じ原子力発電事業という点で、1999年の東海村JCO臨界事故を思い起こす。あの事故では、裏マニュアルさえも逸脱して、放射能溶液をバケツで処理して臨界までいってしまった。社会の批判に内向きになり、ガチガチに堅めた組織の陰でとんでもない違法行為を繰り返す、そうした隠蔽体質は東電の幹部から現場の責任者に至るまでしみ通っているのではないか。

「隠すほどに現る」の格言どおり、不都合な真実はいずれ必ず暴露される。この間の状況を振り返ってみると、どんなに処分を行い反省を口にしてみても、東電の組織の腐敗が一掃されているとは到底言い難い。

まもなく午後3時、甲子園では準決勝の第2試合が中盤を迎えようとしている。電力がダウンすれば、こうした夏の楽しみが奪われるだけに留まらない。首都圏交通の全面停止、産業活動の停止、そして、住宅では電気がとまり、冷蔵庫の中では食べ物が腐敗を始めるだろう。この暑さの中では、高齢者がバタバタと倒れる事態になるかもしれない。

新しい酒は新しい革袋に、という西欧のことわざどおり、腐敗した東電という組織は、中も外もすべて入れ替えなければならぬ。そのように思う。

木曜日, 8月 09, 2007

伊豆の「親子魚釣りツアー」

この3日間で、西伊豆(戸田、土肥)から東伊豆(河津、稲取)へ親子魚釣りツアーといった感じの旅になりました。

【写真】戸田港の岸壁から(2007.8.6)

<1日目> 7月の台風で西伊豆バイパスのあたりが通行止めになっているため、修善寺から戸田経由で土肥に入りました。途中、山道で車酔いした太郎の回復を待とうと、戸田港の岸壁に車を止めたところ、小メジナを釣っている家族がいました。見ると、鮮やかなブルーの熱帯魚風の小魚がたくさん群れています。

そこで、4.5メートルのノベ竿でウキ釣りをやってみました。エサは近くのお店で買った「くわせアミエビ」(300円)。海面近くまでブルーの小魚がエサを追ってくるのですが、なかなかパクッとは喰ってくれません。針を左右に流しているうちに、今度は黒っぽい魚の群がエサに向かってきて、元気なのが喰いついてきました。15センチほどのメジナです。

港内なのに水がきれいで、ほとんど釣り堀状態でした。途中から太郎がやってきて交替で釣っているうちに、太郎もすっかり元気になりました。


【写真】スズメダイ、・・・かな?(2007.8.7)

この日は、午後、土肥のホテルにチェックインした後、ホテル前の石浜で海水浴しながら、また(同じウキ仕掛けで)釣りを楽しみました。魚影は非常に濃く、ここでもほとんど入れ喰い状態です。ブルーとオレンジの色鮮やかなベラフグネンブツダイなどです。・・・まあ、ネンブツダイというのは、箸にも棒にもかからない「外道の代表」みたいな魚らしいですが。

<2日目> 早朝、太郎を無理矢理起こし、土肥港の岸壁で釣ってみました。ビギナーズ・ラックというべきでしょうか。太郎が岸壁からウキ仕掛けを投げ込むとたちまち引きがあって、釣りあげたのが上の写真のスズメダイ(セダカスズメダイ)です。18センチほどありました。太郎がムチャクチャ喜んだのは言うまでもありません。

このように西伊豆の海は、私たちのようなほとんど素人のファミリーにも簡単に楽しむことができるほど魚がたくさんいます。土肥港では、投げ釣りでソーダガツオを釣っている人もいました。因みに、太郎が釣ったスズメダイは、夕方、河津の宿で塩焼きにしてもらって頂きました。美味しかったです。・・・私が捌いたのですが、白身で刺身にしても美味しそうな感じでした。


2日目は土肥から河津に移動し、まず菖蒲沢漁港でちょっと泳いでみました。ここはダイビング・スポットでもあり、宿の方に紹介されたところでもあるのですが、水がいまひとつ綺麗ではありません。魚や磯の生物もあまり見あたらず、小一時間ほどで引きあげ、今井浜に移動しました。

【写真】河津のオイカワとアユ(2007.8.8)

河津の宿は河津桜で有名な川の近くで、ここは鮎釣りも盛んです。車で橋を渡るたびに友釣りをやっている人たちをみることができました。・・・夕方、ほんの20分ほど宿を抜け出して竿を出してみると、15センチほどの鮎が1匹、同じくらいのオイカワが2匹釣れました。ウーン、これを見逃す手はないと感じ入り、翌朝は太郎と川に繰り出すことに・・・。


<3日目> 朝6時、太郎がすぐ起きたのにはビックリしました。普段は朝が苦手です。しかし、川端の食堂で遊漁券(千円)を買い、毛針仕掛けを太郎に持たせたものの、なかなか釣れません。やはり、毛針流しで鮎を釣るというのは、多少の経験が必要なようです。太郎は漁網でガサガサをやることにし、私は例の4.5メートルのノベ竿に「下野毛針」の7本針で試してみました。

【写真】河津桜が有名だという(2007.8.7 夕方)

1時間あまりの釣果はご覧のとおり(上の写真)、10センチから12センチの鮎が2匹、オイカワが3匹でした。これはクーラーボックスで持ち帰り、夜、自宅でおいしく頂きました。・・・鮎は塩焼きにしてみましたが、確かに多摩川の鮎より美味しいような気がしました。


【写真】小メジナ、稲取港の唯一の「釣果」(2007.8.9)

最終日は、東京への帰路、稲取漁港で岸壁釣りをやってみました。ここでも(戸田港と同じように)小さなメジナやブルーの小魚が群れていましたが、ほとんど釣れずに終わりました。ここでの唯一の「釣果」となった小メジナくんは、家の海水槽の住人になりました。もっとも、釣られたショックがあるのか、エサが喉を通らないようすなのが少し気がかりではあります。

今回は、海に限れば、あきらかに西伊豆のほうが魚影も濃いように思われました。ただし、釣果は、場所にもより、季節や時間帯にもよることで、一概にはいえないことではあります。太郎は釣りにハマるかもしれません。帰路には「伊豆に家があったらいいのに」などとつぶやいておりました。

月曜日, 8月 06, 2007

今日から夏休み

金はないけど暇はあるので、「今日から夏休み」とります。正確に言うと、気分としては「暇」もあまりない感じなのですが、そこはもうゴチャゴチャ言わず「すべてを忘れて」、3日間遊びましょう、・・・「3日間」だけというところが、また悲しいけれども!

【写真】多摩川で川遊び(2007.8.4 東京で今年の猛暑を記録した日)

一昨日の土曜日はご近所で多摩川に遊びに行きました。上河原堰堤下、東京側の分流は小河川のようになっていて、水もまあまあきれい。子どもたちは魚とり、エビとりに夢中になり、半日、川遊びの楽しさを満喫したようです。

昨日は旅行の準備が終わってから、少しの間、太郎とキャッチボールをしました。太郎の少年野球は続いていて、毎週日曜日にはほとんど欠かさず練習に行っているようです。昨日、投げていたボールも、前に較べたらずいぶんしっかりしてきていて、それよりも何よりも、投球フォームとかボールの握り方とかに注意しながら投げ込んでくる集中力が、格段についてきているのがわかりました。

私たちが「チョー甘」に扱ってしまい、どうもワガママぶりしか目につかなかったのですが、その一方で確実に成長している、・・・ほんとうに少年野球をやってくださっている監督さんたちに、心から感謝! です。

先ごろ、河合隼雄先生が亡くなられました。その点のニュースはあまりありませんが、昨年夏に倒れられてから、意識が戻ることはなかったように思われます。新聞の追悼記事などを読みながら、大きな仕事をされた方が亡くなったのだ、と改めて感じておりました。私も何か(この場で)書きたいと思っているうちに少し日が経ってしまいました。

さて、そろそろ(午前4時過ぎ)出発です。渋滞しないうちに東名を抜け、柿田川公園で休憩して西伊豆、というプランです。それでは・・・

水曜日, 7月 25, 2007

長瀞(ながとろ)

家の中ならギリギリ立ち歩きができるというほど足腰の弱った妻の母を案内して、長瀞の上流部にドライブに出かけた。

【写真】美の山(みのやま)公園から群馬県境方面(2007.7.24)

この日は素晴らしい好天に恵まれた。早朝、朝日に照らしだされた秩父の山々は、前日夕刻まで続いた梅雨の雨が元となって吹きあがる水蒸気に絡まれていた。


【写真】荒川上流の鮎釣り場(黒谷駅付近 2007.7.24)

荒川本流では、カワウを花火で追っ払いながら、友釣りで鮎を追うおじさんたちがいた。このあたりの鮎は自然遡上したものではなく、琵琶湖から移入、放流した鮎だという。たぶん、先日の台風の増水の影響が抜けないのだろう、・・・ここ荒川でもまだ釣果は出ていない様子だった。

義母は今回の小旅行を大変楽しみにしていたらしく、車に乗る疲れ以上に喜んでくれた。聞けば子どもの頃から身体はそれほど丈夫なほうではなかったという。この点、今年82歳になる仙台の私の母と共通している。私の母も「子どもの頃は、自分は40歳まで生きられないだろうと思っていた」とよく語っていた。



日曜日, 7月 15, 2007

鮎はどこに・・・

台風4号は、夕方、房総半島の沖で暴風圏を失い、東に向かっていった。九州や四国では増水した川などで水に飲まれて死者が出た。とりわけ鹿児島の小学生が亡くなったというニュースに心が痛む。・・・東京では午後になると雨脚が弱まった。もう大雨はないと見極め、調布の上河原堰あたりのようすを偵察しに出かけた。

【写真】午後4時頃の上河原堰堤下(多摩川 2007.7.15)

「川が一、二メートル増水するとあたりの形相が変わる。小さなせせらぎは激流になり、茶色の濁流が岸を洗う。長い竹竿を柄にした大きなサデ網を肩にした年寄り達が『大事、大事(おおごつ、おおごつ)!』と声に出しながら、しかし顔はにんまりと笑って、川べりの道を往ったり来たりしている」(野田知佑『少年よ、大魚を抱け』より BE-PAL8 2007

多摩川は増水し、通常より3メートルほども水位が高いように見える。普段は冠水しない中州がすっかり水没し、丈の高い草がみえるだけだ。


【写真】普段は平瀬となるあたりのようす(多摩川 2007.7.15)

増水しゴウゴウと水が流れるこんな時、鮎やオイカワはどうしているんだろう? ・・・一番ありそうだと思えるのは、足元、つまり岸辺の草が密生しているあたりに隠れていることだ。
この台風4号到来を前に、房総・湊川で鮎やウナギが爆釣となったというレポートを西野弘章さんが書いている。

台風の直前は激釣のチャンスだと言われている。濁荒れ&激ニゴリでエサの捕食がおぼつかない状態を予測して、魚たちが荒食いに走るからだ。とくにアユの場合は、大雨で川石のコケが飛んでしまうと動物性のエサを積極的に食ってくる。まさに、エサ釣りの絶好のチャンスになるわけだ。そしてもちろん、ウナギも雨のニゴリを狙うのは鉄則である。(「房総爆釣通信」2007/7/13より)

この台風4号が去った後はどうだろう? 激流、激ニゴリの中で、魚たちがヘトヘトになっていることは間違いないが・・・。


【写真】上河原堰堤(多摩川 2007.7.15)

この濁流では「プロの漁師」たちも仕事にならないようすだ。写真のとおり、送電線には川鵜たちがズラリと羽根を休めている。














【写真】君は誰?(多摩川 2007.7.15)

台風の名残の小雨が降る中、河原堤の遊歩道に所在なげにたたずむ柴犬くんを発見。・・・でも、君はいったい誰? 家族はいないの?

土曜日, 7月 14, 2007

台風4号(2007年)接近中!

恐ろしいほどのパワーをもったまま、巨大台風が東京にも近づいてきました。太郎の少年野球の練習は中止となり、学童のデイキャンプもどうなるかわかりません。

【写真】ベランダの雨よけの下にアシナガバチが巣をつくり始めた(2007.7.14)

空模様をみようと窓をあけると、蜂が巣をつくっているのに気がつきました。どうもアシナガバチのようです。豊島区保健所のホームページによると、

★刺す。毒がある。(蚊のように人などを好んで刺すことはない)
★ケムシなどを食べる益虫(危険な場合を除いてむやみに駆除しない)

と書いてありますが、やはり巣をつくり始めた場所が目の前になりますので、残念ながら今晩あたり、薬剤で駆除しようと思います。

ところで、私は長年のメガネ派ですが、夏のアウトドアの遊びに備えてコンタクトを使おうと思いつきました。ここまではよかったのですが、職場の近くの眼科医で処方箋をもらい、ショップで買おうとする段になって止めました。・・・使い捨てのレンズをアウトドアでサングラスが必要なときに使おうというプランだったのですが、処方箋の有効期限が1か月で、また買う場合にその都度眼科医の診察を受けて処方箋をもらう必要があるとのこと。結局、釣り具屋で、メガネにつける偏光レンズの前掛けを買いました。

30日(両目で60個)のレンズ代が約6,000円、処方箋をもらうのに約7,500円(自己負担は2,200円ほど)・・・この負担は小さくありません。また、とくに眼科医とコンタクトレンズメーカーによる「この収益構造」はいただけません。そして、外し忘れて寝てしまった場合の眼の負担やら、長年馴染んだメガネの気楽さを考え、ショップの店員さんに処方箋を返してもらって止めました。無駄になった処方箋代は戻ってきません、・・・こんなことからも国民医療費が減る訳がないことが実感できます。

さて、今日は、ひさびさの休日出勤で、ある県内の市町村人口推計のためにプログラム(VBE)をコチョコチョ書かなければなりません。この県は、2000年の国勢調査時に70市町村くらい、2005年には約50市町村、現在は約30市町となったのですが、両時点の国勢調査による市町村の男女5歳階級別人口のデータを、現在の約30市町ベースにまとめるには、大したものではないにしろ、とりあえずアルゴリズムといっておかしくない処理手順の整理が必要になります。昨日はこの作業に半日かかりました。今日は5年間の出生児数を市町村別に手入力し、その後で、人口と同じように合併を考慮したまとめの処理を行わなければなりません。

勤務先で設立した新しい会社のあいさつ状も急いでつくらなくてはなりませんし、心おきなく夏を楽しむために、まだまだやらなくてはならないことが山積です。

さて、台風がさほどのことなく過ぎればよいのですが・・・



火曜日, 7月 10, 2007

カブトとクワガタが羽化

私が「アユ釣り」にハマっていたこの2週間ほどの間に、玄関に置いた飼育ケースの中ではカブトムシやクワガタがつぎつぎと羽化、・・・今年も夏の王者たちが姿を現した。このうち、カブトムシは、去年の夏にひとつがいだけ羽化した親たちから生まれたものだ。カブトは全部で15匹ほど、まだ5匹ほどは土中から出てきていない。

【写真】この中にメスは1匹だけ、激しい争いがあるようだ(2007.7.10)

一方、クワガタは昨年11月の子どもフリマでまとめて「買った」うちの2匹だ。実はクワガタについては、2週間ほど前、最初に1匹羽化したのだが、太郎がコクワガタと一緒にすると、手や足をすっかり食べられてしまったのだった。・・・さて、こうして今年も夏本番が始まった。

月曜日, 7月 02, 2007

多摩川 そして 多摩川

(このブログからみれば)私事にわたるけれども、先週、例の勤務先に係わる新事業で新しい会社を設立し、私もついに「シャチョー」なる肩書きを持つことになった。

多摩川 ・・・

【写真】狛江水辺の楽校のポスター(2007.6.23)

宿河原堰下には「狛江水辺の楽校」というワンドを囲む巨大な茂みがある。この季節には小さな子どもでなくても多少の緊張を感じるほどの自然がある。


【写真】オオシオカラトンボ(2007.6.23)

「ここは東京ではない」・・・シンと静まりかえるなかでウシガエルのボウボウという鳴き声が響く。


【写真】「楽校」を囲む茂みは、この写真のイメージよりはるかに濃い(2007.6.23)

私たちが普通に言うところの「自然」よりはるかに濃い多摩川の原始を感じた。



そして 多摩川 ・・・

【写真】恨みの眼で睨んでいるような・・・(2007.6.30)

上河原堰堤下に鮎釣りに行った、・・・つもりが、オイカワ君たちの入れ喰いとなった。


【写真】1分で天ぷら、これがチョーおいしい(2007.6.30)

生きたままヒラき、天ぷらで頂きました。こんな贅沢はありません。

日曜日, 6月 24, 2007

六郷水門

「鮎釣りにハマッて」どうなったか? ・・・ごく一部とはいえ、ご心配頂いている方もおられるでしょう。大変、恐れ入ります。残念ながらご懸念は的中し、今週末はもちろん、なんと(大きな声では言えませんが)平日のちょっとした時間を盗んでは多摩川通いという始末と相成りました。

【写真】六郷水門の夜明け(2007.6.9)

もっとも、4月に始まった鮎の遡上もそろそろ終わり。丸子橋から是政あたりまで、秋の産卵期にむかってそれぞれ縄張りを獲得した鮎たちが大きく育っていくことになります。なお、写真は今月初めに手長エビを探して河口部に近い六郷水門まで「遠征」した時のものです。


【写真】なかなかレトロなデザインです(2007.6.9)

この頃、太郎とあまりうまくありません。きっかけは大したことではないのですが、太郎が妙な我の張り方をするので、少し突き放してみました。太郎も気がついて、こちらの「真意」が奈辺にあるかとでもいうような探りを入れてきたり・・・いえ、そんな大層なことではありません。自分からやってきて「手品です」とか言って、こちらの反応をみていったのです。


【写真】水門前面には芦原と干潟が広がる(2007.6.9)

親は無くとも子は育つ・・・少し前、日経新聞の夕刊コラムに専門家の方が「最近の精神疾患の原因でもっとも多いのは親の過干渉」といったことをお書きでした。具体的なことは書いてありませんでしたが、確かにそうだろうなという印象を受けました。


【写真】サナギに変身を始めたクワガタ(2007.6.11)

正直に言って今の私は太郎の存在に支えられていることが非常に大きい・・・このブログにしてからがそれを表しているかもしれません。ただし、太郎にもたれかかったり、太郎を「いじる」ようなことはすまいと思います。そして、かつて河合隼雄さんが書かれたとおり、太郎が「壁」と感じるような存在でありたいと思います。・・・おっと、鮎釣りの話が太郎の話になってしまいました。


日曜日, 6月 17, 2007

鮎釣りにハマる

私、鮎釣りにハマりつつあります。鮎地獄なんていう言葉もあるとか。・・・何としてもそこまではいきたくありません。ありませんが、実態はどうも、・・・なのです。タイヘンダー!
今日も昨日ほど暑くはありませんでしたが好天で、早朝から午後まで多摩川に出かけました。浅瀬では大型のサギが鮎をねらっています。サギくんが鮎をねらってもいいのですが、私が鮎をねらうと、二の腕から先は時計の部分を除いて真っ黒に日焼けし、この腕で明日、某都市のお役人の前に出る(しかも明日が初顔合わせ)のはちょっと気が引けます。・・・コイツ、相当遊んでるな、と見透かされそうで怖い!

で、今日の釣果はどうでしたでチョウカ、・・・オヤジギャグですみません!
小アユが1(写真の一番上)、オイカワが3、でした。とくに大きめのオイカワは、青い体色がつき始めて大変美しかった。鮎といえば塩焼きだろうということで(実際はこんな小アユはまだ塩焼きじゃないけど)、一応、みんなハラワタを抜いて、踊り串を打ちました。

下の写真が焼きあがりです。鮎の味はわかりません、・・・この鮎はシュウシュウのお腹に収まったのです。・・・「おいしい」と言ってくれましたが。オイカワくんたちは美味しかったです。
・・・ということで、鮎地獄にだけはハマるまいと、やや不安を感じつつ夏を迎えました。

土曜日, 6月 16, 2007

初鮎

これで本当に梅雨入りかと疑われるほどの好天の下、今年初めて、というか、私にとっては生涯初めて、アユを、しかもエサ釣りで1匹ひきあげました。体長は9.5センチで、規則上いけない(10センチ以下採捕禁止)のですが、どうぞ「初」ということでお許しくださるようお願いします。







川底には若アユの群れが仲良く苔を食んでいるようすが見えます。中には元気があまって水面をライズするものもいます。今年の多摩川の鮎の遡上数は多いと聞きますが、確かに何百万尾といった数がのぼっているようです。・・・あの「ピチョ、・・・、ピチョ」というのは、やはりアユでした。


竿は2メートルほどの万能竿、1号の袖針に魚肉ソーセージのエサです。ごくシンプルなウキ釣り仕掛けでした。






こういうアユのエサ釣りは地方の小河川ではよく行われているそうですが、多摩川ではコロガシ(掛け針)を使う方が多いようです。多摩川でも、場所を選べばエサ釣りができる、ということでしょう。


私にとって貴重な1匹となった今日の鮎は、フライとなって私のお腹に収まりました。ちょっと苦味のある「初夏の味」そのものでした。

水曜日, 6月 06, 2007

手長エビ釣りプラン【再変更、六郷土手から二子玉川へ】

【期日と時間を変更】 いろいろ考えまして、以下のように計画をもう一度大幅に変更致します。変更前の計画で調整された方には、本当に申し訳ありません。今週末は雨もようのようで、その点はよいのですが、小さな子どもたち中心の計画でもあり、場所を二子玉川緑地公園(兵庫島を含む一帯)にし、土・日の両日対応でいくことにします。時間も少し変更です。どうぞよろしくお願いします(6月12日の夜記)。
【16日(土)は中止します】 今日はあまりにも天気がよく、昼間はとても手長エビが釣れそうにありません。このため、今日の釣行は中止します。(16日昼前記す)
【17日(日)も中止】 明日は今日ほど暑くはならないという(東京地方の)予報ですが、やはり昼間はとても手長エビが釣れそうにありません。残念ですが、明日の釣行は中止します。(16日夜記す)

6月に入り、そろそろ雨の日が多くなりそうですが、この季節ならではの楽しみといえる「手長エビ釣り」に行ってみませんか・・・
実は、私も手長エビ釣りは未経験で、絶対釣れるという保証はないのですが、・・・もし、よかったらメール等でご連絡を頂いた上で、一緒に遊びましょう。

★土曜日のプラン(雨が強い場合は中止)
【日時】 6月16日(土)午後4時から午後6時
【集合】 午後3時30分頃、二子玉川緑地公園の駐車場付近(車は多摩堤通りの吉沢橋から入る)・・・(少なくとも)この日の釣行は中止します
★日曜日のプラン(雨が強い場合は中止)
【日時】 6月17日(日)午前10時から正午まで
【集合】 午前9時30分頃、二子玉川緑地公園の駐車場付近(満車の場合、別途連絡しましょう)
・・・この日も中止といたします。手長エビ釣り企画は改めて、ということにします。どうもいろいろ振り回すようなことで申し訳ありません。
【用意するもの】 運動靴、長ズボン、帽子、雨の用意、子どもはライフジャケット
【釣りの道具】
 手長エビ・・・短めの万能竿(竹竿も可)、玉ウキ仕掛け、餌はソーセージ、バケツ等
【雨天の場合】 手長エビは天気がよいとテトラの下などに隠れてしまうようです。多少の雨なら参りたいと思います。決行かどうかは、最終的には各集合時刻の2時間くらい前でに、このブログでお知らせします。
【ご連絡】taropapa★gmail.com(★の代わりにアットマーク)まで。釣りの仕掛けや釣り竿は、ご相談頂ければ私のほうでご用意することもできます。

もしタイミングが合えば、これをお読みの皆さま、どうぞ遠慮なくご参加ください。なお、この時期の手長エビは、下手な養殖エビなどよりはるかに美味、1日ほど清水で泥を吐かせて唐揚げにするとビールのつまみに最高、という評判です、・・・ま、釣れれば、のハナシですが!

若洲海浜公園でメザシを1匹釣る!

だいぶ報告が遅くなってしまいましたが、5月27日の若洲海浜公園での初の海釣りは、ご覧の結果となりました。謹んでお知らせ申し上げます。













これはプロの釣り師=「鵜」ですね。素人釣り師の目前で15分ほど優雅に魚をとって、実地で漁法を見せて下さいました。



これが唯一の釣果・・・カタクチイワシでしょうか。この他にもデカいボラがサビキ釣りの仕掛けを食いちぎっていったり、東京湾の生きものは意外にバカになりません。・・・あたり前か!


イワシは2日ほどで立派なメザシになりました。もちろん私が頂きました。美味しかったです。