火曜日, 3月 27, 2007

【映像】マルタウグイの瀬つき

ユー・チューブに、昨日の朝の瀬つきのようすをアップしてみました。どうぞお楽しみください。


【映像】マルタウグイの瀬つき(2007.3.26 多摩川にて)


月曜日, 3月 26, 2007

で、マルタウグイのお味は?

今日は「たろパパ日記」史上初の1日3回更新となります。
マルタウグイさん、ご祝辞、ありがとうございます。これで私も多摩川の釣り人の末席を汚すことと相成りました。

で、太郎くん、シュウシュウたちお隣の兄弟を「マルタウグイ試食会」にお招きし、私に早く帰ってマルタを捌けという電話指令を寄越しました。

ワタを出し、ぶつ切りにして塩をしたところ。身は写真でみるより白く、ピンクに近い。

出刃包丁がなく普通の料理包丁でウロコをとりましたが、この包丁では3枚におろすことができません。やむを得ずぶつ切りに。塩をして「記念撮影」した後、ガスレンジで約30分ほどかけて焼きました。

これが焼きあがり。・・・で、味ですが、まあまあですね。

確かに海(川)の魚らしい生臭さがあります。ただし、これは血を早くきちんと抜けばもっと抑えられたかもしれません。食感はサバというより、サンマに近いかもしれません(補足:いや、ニシンに似ているようだ・・・もちろんニシンのほうがおいしいが)。そして、多いと聞いていた小骨が確かに多い。鋭い小骨も糸のような小骨もあります。しかし、想像していたほどではありません。

マルタウグイさんに教えて頂いた狛江市のホームページには次のようにあります。
> マルタは、大ぶりで子ばらみのものなどは特に見栄えもよく、りっぱなので喜ばれたが、「股骨(またぼね)があり」「骨の枝が咲いたような」骨の多い魚である。ぶつ切りにして甘辛く煮つけるが、骨ごと食べられるように、番茶の煮出し汁で半日以上煮てから甘露煮にする人もあった

つまり、基本的には煮て食べるのがいいのかなと思いました。その場合、生姜などを使って生臭さを抑える工夫もいろいろあるだろうと思います。また鯉のあらいのような調理法も可能性としてはありそうです。・・・以上、マルタウグイを食べてみて、というリポートでした。

今日の瀬付きはスゴかった!

・・・なんて、知ったようなタイトルをつけてしまいましたが、実は私にとって瀬付きをみるのはこれが初めて。・・・朝6時半、いつもの広い瀬に行ってみると、昨日の雨で岸辺の藻類はきれいに流れ去っており、見渡す限りの瀬のあちこちでバシャバシャやっています。皆さまのブログで何度も読ませて頂いたとおりのマルタウグイの産卵セッションが繰り広げられていました。

まずはデジカメを取り出して、しばし撮影を行います。こちらが川の中に立ち込むと、少しの間だけ引くものの、またすぐにバシャバシャがあちこちで始まります。見渡した範囲だけで少なくとも数百匹はいるでしょう。群が散ってしまうということはありません。

ここで太郎が雑誌の懸賞でもらったルアー竿を握り、目の前のバシャバシャを狙います(わざわざ狙うほどでもないけれども)。ところが、どっこい、まるでダメです。マルタくんたち、さすがコイ科だけあって恋の営みに夢中のようです(私、オヤジギャグドリル卒業してます)。ぜんぜんルアーに食いついてくれません。

周りに誰もいないからいいようなものの、さすがに足元にまで来ている魚がいくらやっても釣れない! 何かスゴく恥ずかしいような気分です。もうこうなったら・・・と、苦笑いを噛みしめ、エイ、ヤーッとバシャバシャのど真ん中にルアーを放り込み、無理矢理一匹引っかけました。・・・そして、これが私の初マルタウグイとなりました(下の写真)。50センチはありそうですね!

この写真で石にくっついているのが、(たぶん)マルタウグイの卵です。もっとたくさん見つかるかと思いましたが、いくつも小石をさらってみて見つけたのはこれだけです。ところで、これだけ大きな魚が釣れてみると、ついにやった!という思いと、殺生をすることの「重さ」が同時に胸に来ます。とくに産卵=瀬付きの最中に釣るのは罪深いかもしれません。ということで、最初の一匹はアゴにかかった針をブチッと外してリリースしました。

7時頃になると、対岸からフライを使う若い方(確かノリさんとおっしゃった)が瀬をわたってこちらに来られました。私の苦戦を見て、ルアーを貸してくださろうとしたり、いろいろお世話になりました(ありがとうございます)。さすがにこの方は上手で、つぎつぎにマルタを上げていました。

私の方は、最後に45センチほどのものを、またしてもスレ掛かりで上げ、これは子どもたちに見せるつもりで持ち帰りました。・・・今頃はキッチンの洗い桶のなかでバタバタしているはずです。そして、持ち帰った以上、おいしく食べてみたいと思っています。以上、hiroさん、マルタウグイさんたちの手取り足取りのご指導のかいあって、初めてのマルタ釣りとなった私の記録です。

今日は来そう? ・・・マルタウグイ

昨日は休日出勤で、手先の細かい作業をしていました。早く寝たところ、先ほど(4時過ぎ)目が覚めてしまいました。・・・天気予報によると、今日は最高気温が20度を超え、5月の連休並みの暖かさになるとか。昨日の大雨もあり、マルタくんたちが大挙して遡上、産卵するのではないか、と気になります。うーん、どうしよう? 早めに帰ってくることにして、ちょっと「探し」に行こうか、とマヨマヨしております。

【写真】越冬して羽化したナミアゲハ(2007.3.23)


自宅の飼育箱では、この23日に昨年の秋から越冬サナギとなっていたナミアゲハが羽化しました。少し失敗だったのは、この飼育箱をつい最近までリビングに置いておいたことです。蝶たちは冬の寒さに晒さないとしっかりとした蝶にならないとか。・・・この写真の蝶はどうでしょうか。この後、子どもたちが花の蜜を吸わせて放したようですが、あまり元気ではなかったらしい。そもそもこの時期に羽化するというのも、少し早すぎかもしれません。

さて、「多摩川方面」はどうしよう、・・・行ってきましょうか。

日曜日, 3月 25, 2007

運命のボラの死

先週、この1年間、家で飼ってきたボラ(鯔)の最後の一匹が死んでしまった。最近、餌やりを怠っていたから、栄養不足が原因かもしれない。ここ数ヶ月、海水槽の住民がだんだん少なくなり、このボラが最後だった。子どもたちは「運命の一匹」とか言っていた。

【写真】この写真を撮ってから10ヶ月経った
先週、このボラのうち最後の1匹が死んだ(2006.5.28)


今日は朝からかなり多めの雨が降った。多摩川の広瀬の汚れや水ゴケは洗い流されただろうか。明日は晴れ、気温がかなり高くなるらしい。・・・きっと、マルタウグイさんがコメントで書いているとおり、今週はマルタウグイの遡上、産卵(瀬付き)が多くなるに違いない。うーん、楽しみだなあ・・・

月曜日, 3月 19, 2007

マルタウグイは節句の魚

この間のマルタウグイをめぐるコメントで教わったことですが、狛江市のホームページに「昔は初節句の祝いの返しに竹篭に入れたマルタウグイを使った」という話が載っています。この2日間ほど多摩川に通い、とくに東名高速橋上流の広い瀬でたくさんルアー竿を振ってきましたが、いずれあの瀬でマルタウグイを捕らえ竹篭に盛ってみたいと思います。

【写真】すでに菜の花が満開(2007.3.4 多摩川中流にて)


昔の「マルタ籠」がどのような竹篭だったのか、今では簡単に知ることもできませんが、和風の竹篭に大きな川魚を盛って祝いとするといった習慣をぜひ復活させたいものです。

日曜日, 3月 18, 2007

陽はまた昇る、って・・・ちょっとチガう?

いや、ホントは勤務先の新事業がのるかそるかといった時期にさしかかり、とっても釣りにハマっていられる状況ではないぞという声が頭のどこかに・・・。とは言え、週末はしっかり休む、徹夜はしない(もうできない)といった自分なりの方針もあり、むしろ頭の中を空っぽにしたいがゆえに釣れもしないルアー竿を振り続けている、といったところでしょうか。

と、まあ、エラそうな能書きたれましたが、残念ながら今日もボウズでございました(笑)。帰宅して車から道具をおろしていますと、隣のシュウシュウが「おさかなとれた?」と聞きにきました。・・・この頃、ご近所でも少し有名になってきた私の多摩川通いではあります。

【写真】コサギ(2007.3.18 多摩川、東名高速橋付近)


マルタウグイさん、いつも詳しいコメントをありがとうございます。残念ながら、今週末は「名人」の教授を頂く機会に恵まれませんでした。といっても、私自身は、皆さん全部が大先生にみえるレベルでございます。ところで、今日、東名高速橋下100mほどのところでかなり長いフライラインを使って(たぶん)キャスティングの練習をされている方を見かけました。だいたい川の対岸まで届くくらい(20mから30mくらい?)振っておいででした。いや、凄いものですね。わたしなんか、ルアーですらせいぜい10mくらいしか飛ばない(!)のに・・・

土曜日, 3月 17, 2007

フンレイドリョクノカイモナク・・・

・・・って、NHK/BSで寅さん特集やってましたが、これと関係なく、多摩川のマルタウグイへの挑戦、依然として初日が出ないまま終わりました。場所は東名高速橋の上下で、少し川の中にも立ちこんでやってみましたが・・・

まあ、マルタのシーズンはまだまだ続きますので、また頑張りましょう!

【写真】午後、動力付きパラグライダーで飛ぶ人がいた
(マルタくんの写真でなくて申し訳ない 2007.3.17)

木曜日, 3月 15, 2007

そうだ! もう一度、マルタウグイにチャレンジしよう

気象庁が桜の開花予想を間違えたようですが、NHKのニュースに出てきた(直接の)担当者の方って、なにか素朴な印象でした。非常に申し訳なさそうな顔をされていて、見ていてあまり責める気が起きない・・・。こういう方には、不二家とか、日興ナントカグループとか、いろいろ不祥事を起こした企業から「お誘い」があってもよいかと・・・

冗談はさておき、前回の投稿に、たくさんコメントを頂き、ありがとうございました。マルタウグイのこと、多摩川のこと、竹籠のこと・・・話題がどんどんひろがっていきますね!

【写真】ペーパープレーンをとばす(2007.2.17 小金井公園)

明日(金曜日)は少し天気が崩れそうですが、土曜日はまあまあとのことですので、その早朝(7時頃?)太郎を連れて、もう一度、マルタウグイに挑戦してみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

土曜日, 3月 10, 2007

緒戦・・・敗退!(多摩川マルタウグイ)

(出発前の親子の会話)
太郎 実際はなかなか釣れないんじゃないの?
パパ まあ、そうかもね、・・・ウグイ君たちとパパと「頭のいい方」が勝つんだよ

と、余裕の態度で緒戦に臨んだのはいいのですが、そこはやはり素人、見事にカスリもせず、ボウズのまま帰還いたしました。

【写真】マルタウグイをねらう釣り人たち
(2007.3.10 昼前 多摩川東名高速橋上流)


河原にはマルタウグイをねらう釣り人が約10名ほど。お話を聞いた一人の方は太く軽そうなミチイトで毛鉤を優雅に振っておいででした。その方によると、昨日はかなりの数のマルタウグイが上がってきたが、今日は大幅に少ないとのこと。・・・まあ、釣れなかったのは僕らだけではない、と自らを慰めながら戻ってまいりました。

使ったのは、太郎が懸賞でもらったリール竿と5.5gのスプーンでした。・・・いや、最初、ルアーのとばし方もわからなくて、・・・仕方ないですね。

金曜日, 3月 09, 2007

明日はマルタウグイを探しに・・・

このところ多摩川を遡上、産卵するマルタウグイへの期待にハマっておりまして、今日などは、つい吉祥寺の丸勝さんまでルアーの買い出しに行ってしまう始末。我ながら、困ったもんです。・・・でも、太郎とも約束してしまったし、明日は頑張って釣りに行こうと考えています。明日のようすをみて、改めて皆さんにも呼びかけたいと考えています。

【写真】川遊びの人たち(2007.3.4 府中市小柳公園あたりの多摩川にて)


勤務先の新事業の件、私のなかではかなり具体的なイメージができてきました。事業の設計をしっかりやって、これからはひたすら成功のために手を尽くさなければなりません。昨晩、ディー・エヌ・エーの南場智子さんを紹介するNHKのプログラムが放映されていましたが、「大変な時こそ前のめり」、あるいは人の「思い」を大事にしよう、といった姿勢に大変共感しました。でも、首まで仕事に漬かりきる生活は、あまりマネしたくない・・・いや、実際、もう僕には(やろうとしても)体力的にできません。

木曜日, 3月 08, 2007

教室の人気者

【写真】学校で飼っているニワトリの絵(2007.3.8)


普段、学校を休んだことのない太郎が、珍しくも昼前に発熱して保健室で休んでいるという連絡があった。引き取りに小学校に行き、保健室を覗いてみたが見あたらない。保健室には低学年の子が3人ほどいて、一人はベッドで横になっている。・・・先生はいないらしい。

通りがかった高学年の子に場所を教えてもらい、教室に行ってみると太郎がいた。クラスの皆と一緒に先生のお話を聞いているところだった。間もなくお話が終わるところで、5分ほど待つ。時刻は正午過ぎ、近くの給食室から給食当番の子どもたちが白衣姿で大きな台車を運び出しているところだった。みんな楽しそうにやっている。まだ授業が続いている教室からも賑やかな子どもたちの声が溢れ、校舎に活気がある。

先生のお話しでは、熱は37度ほどだが、本人が「給食を食べると吐きそう」と言うので帰すことにしたとのこと。お礼を言って太郎と一緒に教室を出た。・・・すると、クラスの子たちがつぎつぎに「おだいじに!」とか「太郎くん、さよなら」と声を掛けてくる。それが、非常に自然な感じであることに大変感心した。

・・・今、この小学校はすごくよくなっていると感じたし、公開授業の時などとはまた違う、学校の普段の姿をみることができてよかったなと思ったことだった。

水曜日, 3月 07, 2007

マルタウグイの遡上と産卵

多摩川で遊ぶ皆さんのブログ(ex.「多摩川ライフ」)などをみているうちに、この季節にはマルタウグイの遡上と産卵という刺激的イベントがあることを知りました。この暖冬は異常でしたので例年どおりではないかもしれませんが、3月中旬から4月上旬をピークに、5月初めまで、40、50センチという大きな魚たちが群をなして産卵行動を繰り広げることになります。


【写真】三番瀬でとらえたボラの幼魚(真ん中はハゼ)(2006.6.3)


中本賢さんという方の大変優れた観察記・・・「マルタウグイ産卵水域及び産卵生態の観察」によると、場所は多摩川中流域(河口から約15kmから28kmの区間)とあります。

このマルタを楽しみにしている釣り人も多いようですが、子どもたちにもぜひ見せてみたいと思います。場所やスケジュール(今のところ小学校の春休み中を想定しています)が決まればこのブログで呼びかけますので、どうぞ皆さま、子どもたちを連れてご参加くださいますよう・・・

土曜日, 3月 03, 2007

気分の落ち込み

勤務先の専門コンサル会社の新事業の件、結局、来月に新会社を立上げ、私が代表になることとなった。・・・とは言え、とくにこの1月後半から2月末に「設立趣意書」をまとめるまでが大変だった。いや、趣意書自体はさほどでもないのだが、ここまで来る過程の逡巡、試行(思考?)錯誤がいろいろあった。社内での話し合いはもつれにもつれ、出口は見えず、私が提案したアイデアはことごとく「没」になり、・・・等々。

【写真】まもなくこうして川遊びができる季節がやってくる(2006.4.22 野川公園)


「設立趣意書」を発表してから1週間が経ち、何人もの方からご協力の申し出を頂いた。しかし、趣意書の「志」をよしとしながらも事業見込みがあいまいといったご判断の方も少なからずおられるようだ。この点をカバーしつつ、どのように具体的に話を進めるかに集中したいところ。

それにしても、この2ヶ月ほどの「高揚」の反動でもあるのか、私の気分の落ち込みが大きい。今週後半はほとんど仕事できる状態じゃないのが自分でもはっきりわかった。とにかく今週末はゆっくり休もう。贅沢なようだが、ここで休まなければ次が出てこない。