【写真】昨日の2匹に続き、今日も次々と卵殻を破って誕生(2006.12.17)
鮭の受精卵が、どんどん孵化しつつあります。今日、一日かけて計16匹になりました。残りの卵は5個です。脱ぎ捨てられた卵殻は透明で水中でだんだん見分けがつかなくなっていきます。少し見ていると、生まれたての稚魚が時々動きます。グミの実のような(太郎もこう言っていました)栄養の塊りをお腹につけたまま、ヒョイッと跳びあがり数センチから10センチくらい泳いでみたり、砂を巻き上げながらグルグルまわりをしたりします。動かないときはじっと砂に横たわっています。
水槽は長さ25センチくらいの小さなもので、ごく簡単なポンプを回しています。観察しないときは厚紙で覆うようにしています。
もし大部分が2月はじめの放流日まで生き延びるなら、何匹かはこの水槽(あるいは海水槽)で育ててみようかと考えています。また、鮭は放流された川を覚えているだけでなく、どの地点で放流されたかというところまで覚えているとのことなので、野川で放流してもいいのではないでしょうか。そのうち、どんどこ会の秋の行事で「野川を遡上するサケを捕まえよう」なんて企画ができたりして・・・。
2 件のコメント:
たくさん孵りましたね。
稚魚は可愛いですよね。
無事に大きくなりますように。
けいこっち様
こんにちわ
結局、昨日(19日)の朝までに21個の卵が全部孵化して21匹の稚魚になりました。まだ、ドテッと寝ていることが多いので「見て飽きない」というところまではいきません。
鮭の稚魚を放流すると、成長して戻ってくるのは1000匹中数匹とのことです。それを考えると、放流するのが目的で預かっているのですが、やはり何匹かは、人工的に「陸封型」の鮭にしたい気がしています。
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