日曜日, 1月 07, 2007

カヌーで川の旅

新年になって、ご近所のパパと居酒屋で新年会となり、今年は川でカヌーで遊びませんかという話で盛り上がりました。そのパパは、カヌーをする、釣りをする、ウィスキーを楽しむ、ちょうど開高健のように・・・という。うーん、そういうのは都市住民にとって最高の贅沢なんだよなあと思いつつ、なんとなく「やる気」になりそうな自分が怖い。


【写真】「元イクラ」くんたち、ずいぶん「魚らしく」なって元気に泳ぎまわっています(2007.1.6)


そこで、日本の元祖=自然派みたいな位置にいるカヌーの野田知佑さんについて、ホームページであちこち読んでみました。すると、ますますカヌーをやってみたくなりました。実は、たろパパは、この日記にも書いたとおり、去年の10月にはカヌーに初挑戦したのでした。年末にはNHKで、カヌー犬を連れた川の旅の放映が繰り返しあったので、なんでもノリのよい(良すぎる?)たろパパは、もうすっかりカヌーイスト気取りです。

カヌーについてホームページを見ていくうちに、去年の夏、なんと多摩川の中流から羽田まで手作りカヌーで漕ぎ下った中学生たち(多摩中学校、小金井第一中学校)がいたことがわかりました。ビデオしかみませんでしたが、「目指せ東京湾!」と大いに盛り上がったようです。

私が仙台から上京した1970年代の初め頃、多摩川は堰に洗剤の泡が山とたまり、とても川遊びができそうな川にはみえませんでした。今、ようやくカヌーで遊ぶくらいはできるようになったわけですね。上の写真の「元イクラ」くんたちも、この多摩川から遠くオホーツクの海を目指すことになります。今後、この多摩川を、小さな子どもたちでも泳ぎ回ることができるくらいまでにきれいにすることができるでしょうか。あるいは余分な護岸などを取り払い、少しでも自然河川に近い姿にすることも大事なことだろうと思います。

多摩川を、吉野川や四万十川にひけをとらないくらい自然豊かな河川にすることは「夢」でしょうか。東京で育つ子どもたちが、みんな多摩川で「川ガキ」の経験をもつような時代がくれば、日本も少しは住みやすいところになるに違いありません。・・・たろパパの今年の目標は、このあたりに焦点をしぼろうかと思案したことでした。

0 件のコメント: