月曜日, 5月 21, 2007

三番瀬・・・初夏の生きもの(カニ)

先週末の三番瀬の潮干狩り、ボラやサッパの(と思われる)幼魚たちは死んでしまったが、生まれたばかりのハゼの稚魚やカニ、ヤドカリたちは元気に生きている。今日は、その中からカニくんたちを紹介する。

【写真】ヤマトオサガニ/たぶん(2007.5.20)

体長6センチほど。背中に金平糖のような模様がみえる美しいカニ。ぼうずコンニャクさん『市場魚介類図鑑』をみると、スナガニ属のヤマトオサガニに似ている。それによると、大型のクロダイを狙うのに餌として使われるという。


【写真】マメコブシガニ/たぶん(2007.5.20)

こちらは同じくマメコブシガニ属マメコブシガニのようだ。これも同じくぼうずコンニャクさんによると、「岩手県から東シナ海にまでの内湾の砂泥地に棲息。本種は干潟や砂浜に在り来たりなカニであるが、比較的きれいな環境を好み各地でレッドデータブックにも掲載されている。また色彩の変化が大きい」とのこと。うーん、結構、貴重な種のようだ。捕らえてきたのは2匹で、ずっとこの写真のようにオンブ(交尾?)状態を続けている。今朝は、メス(と思われる)方がお腹を開いたり閉じたりしていた。・・・産卵なのだろうか。

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