「ぱぱーぁ、ハラビロカマキリが卵うんだよ!」と弾んだ声がします。
「おー、よかったねー!」と私。
前に書いたとおり、ハラビロのメスが2匹いて、オスを探していたのですが、結局、オスは見つからないままでした。しかし、メスの1匹は捕まる前に交尾していたようです。
【写真】ハラビロカマキリの卵と見守るハラビロの母(2006.10.18)
写真にみえるとおり、なんと卵は果実酒の容器の内側に産みつけられました。図鑑などでみると、ハラビロの卵は木の枝などに産みつけられるようです。ハラビロなりに、ここが「一番しっかりしている」と判断したのではないでしょうか。今朝、たろパパがショウリョウバッタを1匹入れてやると、このママ・カマさん、よほどお腹が空いていたようで、すぐ捕らえて食べていました。
・・・来春、またこの卵から蚊のようにみえる子カマキリくんたちがゾロゾロ出てくるのでしょうか。太郎くんの家には、この他にも、クロアゲハの越冬サナギ1匹、カブト虫の幼虫9匹がいて、来年の春には、鈴虫やナナフシも、新しい世代が誕生するかもしれません。なかなか楽しみなことです。
【写真】ウマノスズクサ(2006.10.1 むさしの自然観察園で)
楽しみといえば、この写真のウマノスズクサを増やして、来年はジャコウアゲハの羽化観察プロジェクトに取り組もうという楽しい考えもあります。この草はジャコウアゲハの食草なのです。最近、ナガサキアゲハが東京近辺(西東京市、川崎市)で観察されたという新聞報道がありました。たろパパは、今日(2006年10月19日)、杉並区の善福寺川のそばでツマグロヒョウモンと思しき蝶を見かけました。いずれも昔、東京ではみられなかった蝶で、これは地球の温暖化の影響と考えられます。美しい蝶をみることができるのはいいのですが、やはり温暖化は困ったことです。ところで、ウマノスズクサはどこで見つかるでしょうか。詳しい方によると、樹木の下草などに混じっているとのことですので、どうぞ見つけた方、ご存知の方はたろパパに教えて下さい。・・・お願いします。
3枚目の写真は、柳橋保育園のどんどこ池で撮ったものです。確か、去年の秋にも同じ花を同じ場所で撮影した記憶があります。この花についても、どうぞ名前などを教えてください。
【写真】サフランを大きくしたような花ですね(2006.10.1)
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