【写真】泥んこになって遊ぶ子どもたち(2006.10.22)
だが、やはり「ちょっとがっかり・・・」だった。「本部」と書かれたテントに座っていた方たちに、「焼きミカンやりたいんですけど」と申告したが、火を燃やしてはいけないとのことで、あっさり「却下」。プレイパークの準備にあたってきた皆さんには大変申し訳ないが、改めて言うまでもなく、「火」は「水」や「土(泥)」と共に、子どもたちにとってもっとも興味をひくもので、プレイパークの核だと言ってもいい。「近所から苦情が来たらいけない」というのが理由だそうだが、試行であれば、そこまでやらなければ試行にならない。試行でやらずに実際にやれる訳がない。
まあ、試行ということで、何か「プレイパークっていうのは、こういうふうに遊ぶんだよ」みたいな仕掛け(手作りのブランコやロープのジャングルなど)もよくできていて、これはこれで準備が大変だったろうなと感心したが、やはり火を使えないということが釈然としない。それに、本部テントの方たちやプレイリーダーの皆さんが、詳しく説明してくれようとしなかったことも何とはなしに気に掛かった。まさか行政の体質が伝染った訳ではなかろうが。
先にキッザニアについても同じようなことを書いたが、子どもたちというのは、たぶん大人が期待するところを見事に裏切ってくれるものなのだろう。中には大人の期待を察知して、大人を満足させるように振舞ってくれる子どもたちもいるが、その子どもたちが本当に大人たちの視点から「見える」ように感じているのかどうかは怪しい。そうした意味で「子どもを育てる」というのは、無茶苦茶困難な技に違いない。難しいことばかり言うようだが、そのような意味で、キッザニアも今回のプレイパークも(少なくとも今のところ)あまり成功しているとは言いがたい。
1 件のコメント:
ライヴの案内ハガキを送ろうと思ったのですが、
以前教えて貰った時のメールがPCから消えてしまっていました。
もう一度メールしていただけないでしょうか。
お手数かけてすみません。
のびたけお
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