【写真】後ろがオス、オスの尻尾の先がメスの尻尾の先に入っている(2006.9.27)
今日のオオカマキリの場合は、大きさが異なるので、たぶんうまくいくだろうという予想はあったのですが、大きなケースに入れると、すぐお互いに組み合ってカマで相手を捕まえる態勢になったので、「こりゃ、マズイ!」と焦りました。ただし、本当に不思議なもので、ハバヒロの時のように、同性同士ならすぐ相手を食べ始めるのに、今日は両者ともジッと相手を見極めるように動きません。そして、5分ほどすると、やおら態勢を変え、オスがメスの後ろにまわって交尾を始めました。
カマキリの交尾は、オスが尻尾の先を曲げ、メスの尻尾につなげるようにします。今朝は、このようすを太郎たち、登校前の子どもたちにも見せました。私も出勤してしまいましたので、その後の顛末はわかりませんが、よく言われるように、交尾が終わればオスは食べられてしまうのでしょう。たろパパも、カマキリの交尾をみるのは初めてで、自然の営みの確かさ、といったものに大変感心しました。オオカマキリの卵が無事、産みつけられれば、来春、たくさんの赤ちゃんが生まれることでしょう。
【1日後の追記】丸一日半が過ぎました。昨日の朝、交尾したオオカマキリたちは、その後も「平和共存」しており、時々、交尾をしたりしています。うーん、カマキリが交尾するとオスは食べられてしまう・・・というのは、ファーブル昆虫記にも記述があるらしく、ある程度「常識」となっていますが、実際にはすべての場合にそうなる訳ではないのでしょう。ネット上の記事をいくつかみましたが、、やはり、食べられずにうまく「逃げる」こともあると書いている方もいます。また、交尾後、産卵するまでの間には一定の時間があるようです。それがどれくらいなのか、まだわかりません。太郎くんの家のオオカマキリの場合は、オスを含めてノンビリしていますので、まだまだ先かもしれません。
ところで、今度はハラビロカマキリのメスのお腹が大きく、もうケースの蓋にとまっていられないほどなのですが、どたなかオスを譲っていただけたら嬉しいのですが。・・・どうするのかは、言うまでもないですね!
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