木曜日, 4月 26, 2007

どんどこ池

先週末、久しぶりに柳橋保育園のどんどこ池を見に行きました。池にはメダカが群れ、もっと大きいウグイのような淡水魚の影もみえました・・・魚たちもすっかり定着したようです。驚いたのは、冬から春にかけてジャブジャブ池にクレソンが進出し、オタマジャクシがたくさんいたことです。ちょうど子どもたちがこのオタマジャクシと遊んでいるところでした。
【写真上】大きく成長したクロメダカが数十匹泳いでいる(2007.4.21)
【写真下】ヒキガエルの卵、・・・でしょうか(2007.4.21)

保育園の園庭のど真ん中に50センチもの水深がある池をつくり、これを中心にビオトープとするという「どんどこ池」づくりの快挙が成しとげられてから丸二年が経ちました。この時の園児家族が中心となって、親子で自然のなかで遊ぼう・・・という「どんどこ会」の活動を続けてきましたが、2年目にあたる去年、夏の羽化観察会などを除くとあまり大きなことはできませんでした。私としても反省は多々ありますが、この4月に持たれた話し合いで、今後は園やPTAとの協力でどんどこ池のお世話をしていこうという方向が出たとお聞きしました。


今の時代、将来の自然環境が崩壊していく危機感がひろがり、子どもたちが活躍する時代になって大変な災害が頻発するのではないかと心配する方が数多くおいでです。私ももちろんそうですし、この春、多摩川のマルタ釣りで知り合った皆さん、1月の多摩流域市民学会でご一緒させて頂いた皆さん、そして、保育園の皆さんもそのような認識は共通ではないだろうかと思います。

【写真】手前のジャブジャブ池にはクレソンが進出(2007.4.21)

しかし、こうしたたくさんの人々が本当は心の中で心配している問題に対して、それに見合うひろがりと深さをもつ取り組み、あるいは組織・団体がなかなか成長していかない、・・・これは、私たち日本人の社会性の中に「ある種の欠陥」があるのではないかと疑います。どうしてそんなに人任せでいいの? と、何かもどかしくも聞きただしたくなる思いがするところです。

さて、明日から連休です。今日は天気もよく、太郎は高尾山への遠足に元気に出かけました。明後日からの奥多摩キャンプも大変楽しみになってきました・・・



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