金曜日, 8月 18, 2006

キャンプの楽しみ

那須高原でのキャンプと仙台の実家への旅行から戻ってみると、河合隼雄先生が脳梗塞で重篤とのニュースを聞きました。心配なことです。

【写真】オニヤンマを3匹ゲット(2006.8.15 那須高原)

那須高原でのキャンプは、心配した雨もさほど降らず、30数年ぶりにテント生活を楽しみました。期待をこめたクワガタ・カクテルは、降っては止む雨とやや時期をはずれたため空振りに終わりましたが、太郎はつぎつぎに飛来するオニヤンマを追うのに夢中になりました。到着直後から出発ギリギリまで、ずいぶんと長い時間、ヤンマと勝負していたようです。

利用したキャンプ・ラビットは大変よく整備、管理されたキャンプ場で、牧場が近いためかアブが多い点などを除くと、ほとんど満点に近いレベルです。とくに、地面にかまどをつくって直火を使えるのがよい点です。たき火は最高のキャンプの楽しみだろうと思います。小雨が何度も降りましたが、タープの少し内側にかまどをつくったため、ほとんど苦労なしに火を起こすことができました。

【写真】キャンプ・サイト(2006.8.15 那須高原)

太郎には、火のつけ方、薪火の扱い方を教えました。昼食時、私の火起こしを見ていた太郎に、夕食の火起こしをさせてみました。4つ折りされている新聞朝刊1部をかまどの底に敷いてその上に薪を何本か並べ、新聞の端になんども火をつけようとしています。これでは火はつきませんが、新聞と薪の上下は間違っていませんので、まあよしとしましょう。・・・新聞を1枚づつ小さく丸めたものに着火することを教えました。それから薪の置き方とウチワの使い方。太郎は、ウチワで風を送ると火がボウボウと燃えあがることに驚いたようです。太郎に火の番をさせて焚いた飯盒のご飯は焦げメシになってしまいましたが、太郎もまた火を焚く楽しみにはまったようではあります。

8月8日の「もう一度、子どもたちのコミュニティについて」にNYパパさんからコメントを頂きました。ありがとうございます。・・・そうですね。子どもは、家族と地域コミュニティを繋いでくれる橋のような役割りをしてくれます。現代という時代の変化の大きさを考えると、太郎たちの世代が活躍するこれからの時代に、ついつい心配だけが募ります。しかし、ひとりが果たせる役割りには限界もあります。自分に残された時間に、何をするのか。よくよく考えて、少しずつ取り組んでいきたいところです。

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