土曜日, 3月 11, 2006

JANJAN市民記者交流会を覗いてきました

今日の更新はお休みのつもりでしたが、交流会後の懇親会が比較的早く終わったこともあり、その感想をお送りします。この書き込みにどういうタイトルをつけるか迷いました。
「2チャンネルの裏側・・・たろパパ、西村博之氏に突撃インタビュー!」とか
「JANJAN社長は語る・・・年間1億ビュー獲得でオーマイニュースを迎え撃つ」とか
【写真】懇親会であいさつするJANJAN代表取締役の竹内謙氏(2006.3.11 中大駿河台記念館)

...考えましたが、止めることにします。こういうのは、たろパパ日記にちょっと合いません。因みに西村氏は2チャンネルの管理人で、交流会の人気者となりたくさんの皆さんに質問攻めにあっていました。また、オーマイニュースに関してJANJANは、交流会の席上、韓国の市民ネット新聞オーマイニュースがソフトバンクと提携して日本で事業展開することについて歓迎するということを言っておられました。ただし「年間1億ビュー目標」は本当です。まあ、こういうお話しを聞きたい方は、どうぞたろパパを居酒屋にでも誘ってください。生中一杯でいっぱいお聞かせしましょう。

さて、今日の交流会(シンポジウム)と懇親会ですが、約180名が参加して大いに盛りあがりました。JANJANは日本インターネット新聞(株)が運営する市民記者方式のネット新聞で、編集部などの基幹スタッフが20数名、登録済みの市民記者が約3000人いて、1日のページビューが約10万とのことです。社長の竹内謙氏は元朝日新聞編集委員で、たろパパは懇親会の折り、チョロチョロっとすり寄っていって意地悪な質問をいくつかさせて頂きました。はい、気骨あり熱あり見識ありという方で、たいへん好い印象を抱きました。恐らく旧きよき(そして熱き)時代を記者として過ごされた方なのでしょう。

そして、今後の日本のネット新聞はどうなるかという点ですが、多少大胆なたろパパの私見を箇条書きにするとつぎのようになります。
1)基本的にかなりのペースで成長していき、市民記者数は数年以内に3万人くらいにはなるのではないか
2)成長のためにはJANJANのよきライバルが必要だが、オーマイニュースがそうなるかどうか、あるいは第3のいわばダークホースが現れるのかはなんともいえない
3)成長の絶対条件は記事の質の高さで、市民記者の自由な興味関心を活かしながらレベルの高い記事に仕上げることがポイントとなる
ついでに言うと、朝日新聞に限りませんが、既存のマスコミは、記事に対する読者の心からの信頼を回復できなければ、いずれこうしたネットメディアに追い抜かれる日が必ず来るという印象を受けました。JANJANさん、どうぞ頑張ってください。期待しております。

【写真】交流会(シンポジウム)の風景(2006.3.11 中大駿河台記念館)

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