月曜日, 3月 27, 2006

世の中に絶えて花粉のなかりせば

先週末、東京は好天で、あちこちのサクラが咲き始めました。シダレザクラは満開で、ソメイヨシノは2分咲き、場所によっては5分咲きといったところでしょうか。今年の杉花粉は少なめという予報でしたが、それでもこの暖かさになるとかなり「きている」ようです。症状のキツい方には本当にお気の毒です。よりによって桜咲くこの季節に、と思わざるを得ません。

【写真】シダレザクラ(2006.3.25 武蔵野市関前5丁目の桜見公園で)

ところで、サクラの語源ともいわれる木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)は、ニニギノミコトが一目惚れするくらいのチョー美人だったらしいのですが、同時に産屋に自ら火をつけて夫の疑いを打ちかえすほど強い女性でもあったようです。日本の女性たちの美しさと強さは、この姫に由来するのかも・・・。

【写真】これは何というサクラ?(2006.3.25 同上)
通勤の合間などを利用して梅田望夫氏の『ウェブ進化論』を読んでいるところです。世の中に「何とか革命」というのはいっぱいありましたが、現在進行している事態はそうした「革命」とはまったくレベルも規模も異なります。この本にも述べられていますが、確かにその真の意味について99%の方は気がついていないのではと思われます。

たとえば今、私は、グーグルのブロガーという無料サービスでこの『たろパパ日記』を毎日書いていますが、このサービスを利用するために私のパソコンにプログラムをインストールする必要はありません。それどころか、皆さんがお読みの内容は、すべてグーグルの数十万台のコンピュータのどこかにはあっても、私のパソコンにはありません。多くの方がこのことを知っていますが、同時に、その何十倍もの方がこれを知らないのです。そこに両者を隔てる深い河があります。

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