金曜日, 6月 09, 2006

生きもの動静(2006年6月9日)

太郎くんの家の生きものの「主役」になってしまった海水槽の江戸前くんたちだが、昨晩、思わぬ波乱があった。なんと【写真】のカニがイワシ系の1匹を捕らえ食べようとしたのだ。このサッパは、夜も遅く眠くてフラフラとカニの両腕の中に迷い込んだようにみえた。カニはすかさずサッパを両腕のハサミで捕らえ、その身を食べ始めた。1分ほどでようやく振りほどいて逃げたサッパくんだが、無惨にも腹の一部と尻尾に近い部分が傷ついた。水面近くをソロリソロリという感じで泳いではいたが、みるところ傷は致命傷のようだった。朝になって傷ついたサッパくんがみあたらない。恐らく襲ったカニか、エビに食べられてしまったのだろうと思う。この他の江戸前くんたちは元気だ。ウニは見かけによらず、水槽のなかをアチコチに移動している。ハゼ(大小各1尾)はどんどん大きくなっているようにみえる。

海水槽のとなりのメダカたちは元気だ。ただし、あまり卵を産んでいるようすがない。一緒にいるはずのヤゴ(1匹)がここ数日間みあたらない。さらにそのとなりの蝶の飼育箱ではナミアゲハの幼虫のうち1匹が、昨晩、サナギになる準備に入った【写真右】。つまり、挿し木にのぼりサナギになる位置につくと、大量の水分を排出して体を大幅に縮める。ほぼ5センチくらいの体長が4センチくらいになる。今日か明日にはサナギの形になって、10日ほど後に羽化するだろう。さきに卵の段階で太郎が採取してきた幼虫はもう間もなく青虫に変身するところまで成長した【写真下】。

カブト虫の幼虫の1匹はサナギに変身を始めた。もう1匹もその準備段階に入ったようだ。70匹もいるカナブンの幼虫はまだサナギになるようすがない。コクワガタも少しずつ成長しているようだ。ポンポコ池に「移住」させたモツゴくんたちは、たろパパがいろいろドジを踏んだために全滅してしまった(いや、スマン!)。そして、詳しい経緯は省くが、なんと今、ポンポコ池には金魚が1匹住みついている。池の端に植えた稲は少し成長が遅い気もするが、一応順調に育っている。5月に巣立ったシジュウカラの一家はまだ集団生活をしていて、時々、太郎くんの家の周りに餌を採りにくる。子鳥たちはいつ「自立」するのだろう?

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