日曜日, 6月 04, 2006

日曜日

たろパパのブログ・オン・ブログ No.016」で紹介させて頂いたyukikofjswさんのお母様への想いに触発されて、80歳になる母に会いに行こうと思う私ですが、母親とは実にありがたいもの、明日の私の誕生日を忘れず電話をよこしました。私が太郎に「仙台のおばあちゃんだよ、出る?」と誘うと、テーブルに着いたまま大声で「おばーちゃん! こんにちわー!」などと叫びます。この声、母に聞こえたようです。母は(太郎の育てかたについて)「あまり構いすぎないようにね」と言いました。何か脈絡があるわけもありませんが、母は母なりに、52歳になろうという息子の育て方を振り返ってこのようなことを言ったのかもしれません。あるいは母の遺言となってもおかしくない一言ではあります。
【写真】今年の野川は何か変!(2006.6.4 三鷹市蛍の里付近)

ところで、5月の潮干狩りで捕まえた江戸前のイワシ系の幼魚ですが、サッパといわれる種かもしれません。岡山あたりでいうママカリです。マイワシなら体側に斑点があるはずだし(もっとも幼魚にはないかもしれませんが)、キビナゴのような体側のラインもありません。いずれにしろ、約20匹ほどのサッパくんたち、元気に「メダカの餌」を食べています。だんだん大きくなってきたような気もします。

村上春樹は今年のノーベル文学賞の有力候補のひとり、だとか。ネット上を含めてあちこちで話題になっておりますので、ミーハーの私もひとつくらい読んでおこうと思い、『ノルウェイの森』(1987年)を読みました。内田樹先生は「村上文学の世界性について」と題して、「村上文学には「父」が登場しない。だから村上文学は世界的になった」とか、必ずしもわかりやすいとは言い難いお話しを書いておいでです。私の方はまだ何も村上文学を評論するほどのものはありません。手許に『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(1996年)という対談録がありますので、つぎはこれを読んでみたいと思います。

今年の野川のメダカはまったく育っていません。今日は野川公園の中と「ホタルの里」付近を探ってみました。去年よりかなり多く鴨の親子は見かけましたが、水中は惨憺たる状況です。先日の東京地方の豪雨などで水量はある程度回復しているようですが、生物の生産が極端に少ないのです。この間の日照の不足が原因でしょうか。野川だけの特殊事情であればいいのですが、絶滅危惧種(クロメダカ)が本当に「絶滅」してしまってはシャレになりません。危機感を煽るだけの言い方はしたくありませんが、今年の河川系はかなり変だという気がします。

さて、明日は私も52歳になります。公私ともに、波乱が波乱を呼ぶか、落ち着くところに落ち着くか、先が読めない転換点ではあります。

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