月曜日, 6月 05, 2006

多摩地域子ども科学者連盟

・・・とでも呼ぶべきネットワークはつくれないものでしょうか。今、この日本社会には心を暗くするような事件が頻発しています。家庭、地域社会、学校などのあり方、大人たちの働き方と生活の仕方、大人と子どもの関わり、こうしたすべてに歪みが広がっているようにさえ思われます。子どもたちが本来持っているはずの輝きをみたいと願います。子どもたちが、毎日の身近な生活の中で、溢れるような自然体験を積み重ねることのできる地域でありたいと思います。働き過ぎの大人たちを休ませ、子どもたちと一緒に過ごす時間をたくさんつくるべきだと考えます。「多摩地域」に限らず、全国どこでもよいけれども、こんな地域社会を創るネットワークづくりを呼びかけたいと思います。
【写真】魚釣り(?)にいく子どもの像(2006.6.4 三鷹市大沢の野川の岸辺で)


「はてな」の近藤淳也さんが、雑誌『人間会議』による取材インタビューを音声で公開しています(約40分間)。近藤さんのお考えにはいつも感心させられますが、このインタビューでも非常に興味深いことを語っています。組織の運営に関連して、「密室」会議をつくらないこと、個別の社員との話し合いをすべて録音して社員だれでも聞くことができる仕組みとしていることなど、これまでの会社組織の運営の常識からはるかに離れたこともやっています。・・・もちろん、これはお話しの一部に過ぎません。興味を持った方はどうぞ全部聞くことをお勧めします。

それにしても、最初の「多摩地域子ども科学者連盟」といったネットワークを短時日のうちに築くためには「はてな」が持っているようなSNSの技術がどうしても必要です。「世界を変える仕組みとしてのインターネット」を語る近藤さんのような方に、ぜひ参加してもらいたいと願うものです。・・・まあ「世界を変える」といっても、その内容がお考えに合うかどうかはわかりませんが。ビジネスとまったく相容れないものとも思いませんが、その面での見込みができている訳ではもちろんありません。

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