火曜日, 6月 20, 2006

梅雨の合い間に

昨日と今日の東京は梅雨の合間、蒸し暑い曇り空です。私、3月の健診で肝臓が要精密検査となり、今日、受診します。・・・というか、現在、呼び出し待ちの状態で勤務先に着席しています。武蔵野赤十字病院では、施設の整備に合わせて受診フローを見直したようです。昨日、電話を入れて「火曜日あたりは比較的受診者が少ない」と聞き、今朝8時半過ぎに受付に行ってみました。紹介状の窓口は行列もなく、数分で受け付け処理をしてもらいましたが、呼び出しのための待機開始が正午からということで、実に3時間20分もの空き時間が生じました。呼び出しのポケベルを渡されましたが、いくら病院内にいればよいということでも3時間以上をどう過ごせというのでしょうか。

【写真】柳橋保育園のどんどこ池。ザリガニが多く棲みついてしまい、ビオトープという観点からはあまり好ましくない状態になっている(2006.6.3)

私の場合、勤務先まで30分ほどですので、こうして仕事をすることもできますが、なぜ予約制にできないのかが疑問です。初診だからなのか、次回以降もこのように半日以上を通院に要するのかわかりませんが、いずれにしろこういうシステムは止めてほしいものです。武蔵野赤十字病院の医療技術は評価が高いと聞きますし、この間、組織のイノベーションにも努めているという印象をもっておりますが、せっかく導入した新しい受診システムがこのような状況ではやはり困ります。総合病院が置かれている矛盾が、新しい受診システムでかえってはっきりしてしまったといったことになるのでしょう。・・・さて、それではそろそろ参りましょうか。

・・・はい、行って参りました!
さんざん待たされた甲斐あって(?)、実際の診療、検査などはきわめて満足のいくものでした。とは言え、正午に待機に入ってから呼び出しのポケベルが鳴るまで25分、実際に診察が始まったのがさらに25分後の零時50分でした。実に受付をした午前8時30分から計算すると4時間20分かかっています。これだけ待たされるのは初診の時だけで、次回からはそれほどでもないようですが、それにしてもちょっと・・・という感じではあります。

説明書によると、武蔵野赤十字病院はこの5月から「地域医療支援病院」となり、救急を別として、紹介患者、予約患者優先の外来診療になったとのことです。確かに以前のように通院の度に2時間以上待たされてから慌ただしく診療という状況は改善されたように見えました。今回のような初診時の長時間待機といった点など、具体的な点ではいろいろ改善が必要とは思われるものの、大都市部の基幹となる医療施設として前向きな取り組みに期待したいと思います。

私が受診した消化器科も肝炎に強い先生が指導されているというお話しで、私自身の治療という点でも期待しております。この間の経緯からすると、どうも私の肝臓はしっかり調べて(肝生検)治療する必要があるとのことでした。こうした先生のお話もわかりやすく納得がいきました。結局、診察が約20分、続いて採血が約10分、支払いに約10分ということで、午後1時半過ぎに病院を出ることができました。私の肝臓の正確な状態は・・・もちろん、まだわかりません。

0 件のコメント: