【写真】巣立ちから30分ほど後、母鳥が近くに戻ってきました。この時は子鳥たちを連れておらず一羽だけ(2006.5.20)
でも、実は親鳥たちの「苦労」はまだ続くのかもしれません。去年、巣立ちから2週間ほど経った5月末ころ、子鳥が電線の上で親鳥から餌をもらっていました! 一応、巣立ったとはいえ、自分で餌をとれるようになるまでには、かなりの期間、訓練が必要ということでしょうか。しばらくの間、シジュウカラ一家はグループ行動をするのだろうと思います。
【写真】ゴールドクレストの枝の中に巣箱がみえる(巣立ち後)(2006.5.20)
先にも書たことですが、去年の巣立ちが5月19日、今年が5月20日です。今日はたまたま数日来の雨模様の天気が回復し、晴天になったということがあったにせよ、実に精確な自然の暦ではあります。また、巣立ちが必ず晴天の日に起こるかどうかはわかりません。でも、ようやく飛ぶか飛ばないかといった子鳥たちのようすをみれば、やはり天気のよい穏やかな日に巣立つのが自然という気はします。
【写真】巣箱の中のようす。巣材は、一番下がゴールドクレストの枝葉、その上に繊維状のもので内側を円くつくっている。糞もいくつかみえる。今年は正確にヒナの数を確認することもできなかった(2006.5.20)
さて、今年はこの巣箱のあるゴールドクレストを切ろうかと考えています。最初の植え付けが中途半端で、そろそろ嵐の時などに倒れそうですし、大きくなりすぎて通るのに邪魔になります。・・・もちろん、そうなると、何年かの間、シジュウカラの営巣を見ることができなくなるかもしれません。どうしましょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿