月曜日, 5月 01, 2006

たろパパのブログ・オン・ブログ No.010

連休最初の2日間はお休みし、今日と明日は出勤です。年中クルクル走り回っているたろパパは、今だかつて5月の連休を暦どおりに休んだことがないので、ひょっとすると、今年は画期的な年ということになるかもしれません。

【写真】西武多摩川線の電車から(2006.4.30)
「若い世代に瀰漫するナショナリズムと格差社会の関係」について論じているけれども、現在の日本の状況把握という点では、少し観念的あるいは類型化が過ぎるのではないかと思います。「新たなナショナリズムの担い手はつねに弱者である」という点はある程度あたっているかと思いますが、ここでの論は、1930年代のナチズム、あるいは1950-60年代のアメリカにおけるKKKの白人至上主義運動などにはあてはまりますが、今の日本の状況を必ずしも言いあててはいないように思いました。では、どうなんだと聞かれると私も困りますが・・・。

内田先生は続いて、「政治を弔うということ」(2006.4.27)で「東大全共闘は政治運動としてある種の完結性をもつことができたと私は思っているが、それは山本義隆という個人が「弔い」仕事を引き受けたからだ」と書いている。・・・うーん、なるほどねえ。さらに、「学長就任式に願うこと」(2006.4.29)では、新しい川合真一郎学長の「1995年の震災のあとに、全学が一丸となって復旧作業に努めたときの、あの凝集力をもう一度思い出して欲しい」という言葉に感動したことがつづられています。・・・そうかあ、内田先生は神戸女学院大学の震災を先生らしいやり方で乗りこえてきたんだ、とわかりました。
日頃「音楽ブログ」であることを強調しているのびさん、「とりあえず夏くらいにやりたいなぁ、ライヴ。みんな来てくれるのかな」・・・だって。もちろん、行きますトモ! そして、「ザリガニ釣り」(2006.4.30)。・・・子どもたちと過ごす楽しい連休が始まったようですね。
研究論文ねつ造問題について、「研究室の主宰者が自分のラボの中で起きたことに、適切かつ誠実に対応すれば多くの問題はそのレベルで解決するはずです。大切なことは、習慣的な捏造行為をする研究者を決してつくってはいけないとおもいます。ラボ内での平素の研究環境が大切でしょう」とのこと、・・・なるほど、やはりこれまでの大学には(一部ではあれ)「習慣的な捏造行為をする研究者」が生まれる土壌があったということなんですね。

続いて、「継承された研究テーマ」(2006.4.27)では、先生のご専門分野(分子生物学)について、この20年ほどの間に研究がどのように発展してきたかといったことを紹介されています。その内容について、たろパパには、もちろん「何がなんだか」さっぱり見当もつきませんが、最先端の科学というものが、本当にたくさんの才能の協力と競争によって進むものなんだなあということを改めて感じました。

さらに、「体罰について」(2006.4.29)では、戸塚ヨットスクール主宰者の出所に関連して、体罰はやはり危険というご意見を書かれています。教育で「力」を用いることを認める人が、まだ少なからずいるということでしょうか。・・・そうだとすれば、そのこと自体をなんとかしなければなりません。

【写真】たろパパの家では今年も稲作の準備を始めました。田んぼの土をトロトロにこねて苗床をつくり、稲モミを2晩ほど水につけて発芽を待ちます(2006.4.29)
  • 近藤淳也さん SketchUp 2006.4.28
はてなの近藤さんが、「Googleから3Dのモデリングツールがリリースされてました」とのことです。・・・と言っても、たろパパには「また神様が何か面白そうなことを始めたモンだ!」くらいしか理解できないのですが。続いて、「村上龍さんはてな来訪」(2006.4.29)では、村上龍さんと近藤さんの楽しいディスカッションを映像でみる(&聞く)ことができます。そして、このお二人が出演する「カンブリア宮殿」のTV放映は5月8日とのことです。

・・・連休前の2日間、更新をお休みしましたが、そのわずかな間にも、皆さん、どんどんブログを書いておいでで、もうフォローしきれません。が、元気な皆さんの元気なブログを追うことで、今日もたろパパは元気になりました!

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